オアフ島西部にあるクイーンズ・ウェスト・メディカル・センターでは入院患者数が収容人数の112%に達したことから、1月10日(月曜日)に「緊急事態」を宣言したとKHONが伝えている。
入院患者数がベッド床数を超えたという。
救急部門でも104床数に対して58人の患者がおり、16人の患者が待機している状態だが、一方で96人の医療従事者がコロナ感染者と濃厚接触があったとして欠勤している。
クイーンズ・ヘルス・システムズのCOOであるジェイソン・チャン氏は「クイーンズ・ウェストは閉鎖していません。地域の住民の皆さんは緊急であれば病院に行って治療を受けることはできます」と述べている。
クイーンズ・ウェストは新型コロナウィルス感染拡大により入院患者が激増して8月に緊急事態を宣言した。
1月10日に発表されたハワイ州での新規感染数は3,875件だった。
また、ブレイズデル・センターのピカケ・ルームでクイーンズが行っているワクチンクリニックは午前7時30分から午後8時まで(日に曜日と火曜日は除く)時間を延長することが発表された。
クイーンズ・ウェストでも午前7時30分から午後7時まで(火曜日から日曜日)ワクチン接種を受けることができる。
クイーンズ・ノース・ハワイでは水曜日と金曜日はに午前7時から午前11時まで12歳以上、正午から午後4時までは5歳から11歳までがワクチン接種を受けることができる。
クイーンズは今までに378,000回以上のワクチン接種をハワイ州内で行ってきたという。
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写真: Shutterstock
(日刊サン 2022.1.11)