ハワイ州の公立学校はすでに対面授業で1月4日から新学期を開始しているが、大手私立学校3校も同様に対面授業を開始しているとホノルル・スター・アドバタイザーが伝えている。
アメリカ本土ではオミクロン株の感染拡大に伴い、新学期の開始を延期したり遠隔授業で新学期を迎える学校が増加している中で、ハワイでは対面授業が主流となっている。
イオラニ・スクール、プナホウ・スクール、カメハメハ・スクールの3校は、対面授業で新学期を迎えた’。
イオラニ・スクールでは日曜日に全教職員がコロナ検査を受けて月曜日からの新学期に備えたという。
教職員の99%以上がワクチン接種を完了しており、7年生から12年生までの生徒の96%もワクチン接種を終えている。
生徒たち全員が今週学校内でコロナ検査を受けることになっており、この感染拡大の流れが変わるまで毎週検査を全員が受ける。
カメハメハ・スクールでは1月5日から段階的に生徒が学校に戻ってくることになっている。
カメハメハ・スクールも教職員は全員コロナ検査を受けることになっており、生徒に対しても無料で検査を受けさせるという。
プナホウ・スクールでは4日から対面授業を一斉に開始している。
一方アメリカ本土では、シカゴで3日に対面授業を開始したものの4日には教職員組合が遠隔授業への切り替えを訴えて5日には突如休校になっている。
ミルウォーキーでも日曜日に、2日後の火曜日からの授業を遠隔に切り替えるという発表がされた。
デトロイトでは今週は3日間休校とし、来週から14日までは遠隔授業となる。
クリーブランドは1週間、ニューアークは2週間遠隔で授業を行うとしている。
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写真: Shutterstock
(日刊サン 2022.1.6)