「1年の計は元旦にあり」というが、新年にあたって「今年こそは〇〇をするぞ」と何らかの新年の抱負を口にする人は多い。
抱負の内容は人それぞれだろうが、人気の5つについてフォックス・ニュースが解説している。
1位 減量
体重を減らして健康向上という目標は掲げる人が最も多いものの、最も脱落する人が多い目標だという。ハワイ大学マノア校の栄養学教授であるジナン・バンナ氏は「この目標を達成するためには小さなことを変えることがカギです。肉類をたくさん食べる人が急にベジタリアンになろうとするよりも、週に1度ベジタリアンの食事にすることから始める方が実行可能です」
2位 家計の改善
今年お金を貯めようとするのであれば、長期計画を立てることがベストだという。公認ファイナンシャル・プランナーのジェイ・ジグモント氏は「SMARTな目標を掲げるのが重要です」と述べている。SMARTとは、Specific (具体的に)Measurable (金額を決めて)Achievable (達成可能で)Realistic (現実的な)Timely (一定の期間内で)を指すという。
3位 断捨離
忘れ物をしたり物をなくしたりすることが多いのは整理整頓ができていないから。新年を機に整理整頓を目指す人も多い。家庭や仕事場に物が溢れているのは捨てられないからという理由が挙げられる。捨てるのを躊躇してしまうことを防ぐためには、友人にそばでアドバイスしてもらうのがいいらしい。
4位 酒断ち
今年は酒をやめるぞと思う人も多いが、ある日を境に一滴も飲まないというより、ステップを踏んでいく方がいいという。まず数日やめてから、飲み始め、また数日やめてというパターンを繰り返し、徐々に長くしていく方が「飲みたい」という欲望を抑えられるそうだ。また、ノンアルコールカクテルを飲むのもおすすめだとか。
5位 心身の健康
長く続くパンデミックでストレスを抱える人は多い。心と体の健康を維持することは重要だ。新年の時期は冬なので運動を始めるには大変な時期だが、毎朝5分から10分、朝日を浴びて軽く体を動かすことから始めることをトレーナーのレイチェル・バビラッチ氏は推奨している。歩いたり、ヨガやストレッチなど「楽しい」と思えることが長く続ける秘訣だという。
写真: Shutterstock
(日刊サン 2022.1.5)
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