ハワイ州立公園を管理する州国土自然資源局(DLNR)では、2022年に観光客に人気のあるいくつかの公園で入場時間を限定する時間指定予約と有料駐車料金値上げという新しい料金システムの導入することになっているとKHONが伝えている。
DLNRの広報担当者であるAJ・マックホーター氏によると、新しいシステムは2020年に承認され、すでに一部は2021年に導入されたという。
この新しいシステムの運用により、すでに州内の9つの公園でハワイ州非居住者と商業目的の団体入場に対して新料金が徴収されるようになっており、2020年にはキャンプ場の利用と宿泊料金が値上がりしている。
今年の大きな変更は、州立ダイアモンド・ヘッド記念碑に対する新しい入場予約システムだ。
予定では3月、4月には有料駐車場の利用と入場に対して時間を指定する予約システムが開始されることになっている。
入場に対する時間指定システムはすでに2019年にカウアイ島のハエナ州立公園、2021年にはマウイ島のワイアナパナパ州立公園で実施されている。
ダイアモンド・ヘッドのような人気のある公園利用により、すでにハワイ州として1年間でおよそ110万ドルの歳入を得ているが、有料駐車および入場を時間指定して徴収するという新しい料金システムを導入することで400万ドルまで増加することになるという。
ホノルル市としても昨年ハナウマ・ベイの入場に対して予約システム導入と料金を値上げしているが、今年はホオマルヒア植物園の予約システムと入場料金の改定を検討しているという。
これらの入場料金はハワイ州非居住者のみを対象としている。
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写真: Shutterstock
(日刊サン 2022.1.5)