大晦日の花火で罰金チケット
オアフ島では花火を打ち上げることが違法となってから10年以上が経っているが、おそらくほとんどの住民が大晦日に花火の音を聴いたことだろう。
これらの花火を打ち上げた人々は不法行為を行なっているのだ。
12月29日から1月2日までの間に、ホノルル警察は45枚の罰金チケットを切り、1人を逮捕しているとハワイ・ニュース・ナウが伝えている。
12月31日にワイパフでは1人の男性が花火を打ち上げていたところ、ホノルル警察の車がパトロールに現れた途端に逃げ出す様子がビデオに写っている。
男性は着火している花火を道路上に放置して、花火は警察車両に向かって火を吹いたが警察はその男性を追いかけていなかった。
元州議会議員のウィル・エスペロ氏は警察の対応に不満を抱いている。
「警察官の中には、花火はハワイの伝統だと思っている人々がいるようだし、憎まれ役になりたくないという警察官もいる。しかし警察官が取り締まらなければ、花火を打ち上げてもいいということになってしまう」
6人が花火による怪我で救急措置を受けているが、その中には目に怪我をおった子供も含まれるという。
花火を打ち上げることは違法だが、まず花火を売っているブラックマーケットがあることも懸念材料だ。
これらの違法花火は海を渡って外部から持ち込まれている。
ホノルル市議会は港での検査を強化するように求めている。
(日刊サン 2021.01.05)
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