ホノルル新市長 誕生
1月2日に市庁舎で就任宣誓式が行なわれ、実業家であるリック・ブランジャルディ氏が1905年以来15人目のホノルル市長に就任した。
カーク・コールドウェル氏は8年の任期を満了し、新しいブランジャルディ市政が始まったとホノルル・スター・アドバタイザーが伝えている。
74歳のブランジャルディ市長は、新型コロナウィルス感染の対応と、問題が次々と起こっているホノルル鉄道の対応という大きな問題を抱えての船出となった。
市庁舎で行なわれた宣誓式も、社会的距離を取るために市長就任宣誓式としては異例の少人数で行なわれた。
直後の就任演説では今後についての詳細な言及はなく、ブランジャルディ市長が片腕として選出した運営ディレクターのマイケル・フォーミー氏と、その他の市の要職につく人々およそ20名に対して語りかける形となった。
「これは我々の始まりとなる。私はこのグループを非常に誇りに思っており、一緒にやっていく。今まで誰も直面したことのないような困難が待ち構えているが、我々はやり抜くことを誓った」
市議会にも5名の新しい市議会議員が誕生し、ホノルル市政史上初めて9名の市議会議員のうち過半数が女性議員となった。
トミー・ウォルター氏が全会一致で議長に選出され、新しく議員となったエスター・キアアイナ氏が副議長となった。
(日刊サン 2021.01.04)
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