1日(月)より、アメリカの何百万人もの労働者が賃上げを受けることとなった。2024年、全米のほぼ半数の州とコロンビア特別区は、最低賃金の引き上げを行うとCNNが伝えている。
ハワイ州をはじめ、アラスカ州、ワシントン州、カリフォルニア州、アリゾナ州、モンタナ州、ミネソタ州、コロラド州、サウスダコタ州、ネブラスカ州、イリノイ州、ミズーリ州、ミシガン州、オハイオ州、メリーランド州、ニューヨーク州、バーモント州、メイン州、ロードアイランド州、コネチカット州、ニュージャージー州、デラウェア州の22州で、1日(月)より最低賃金が引き上げられた。
ワシントン州の最低賃金は15.74ドルから16.28ドルに引き上げられ、引き続き全米で最も高い時給金額となる。
ハワイ州では最低賃金が時給12ドルから14ドルに引き上げられ、全米で最も大きい引き上げ幅となった。また飲食店でのチップのレートも引き上げられ、雇用主からの支払いとチップを合計して時給21ドル以上が支払われることが義務付けられるようになった。
また、オレゴン州、ネバダ州、コロンビア特別区では6月1日より最低賃金の引き上げが行われる予定で、フロリダ州でも9月に改正が行われることとなっている。
コロンビア特別区の最低賃金は17.05ドルとなり、全米で最も高くなる。コロンビア特別区は今年の夏にも最低賃金を引き上げる予定だという。
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画像:Shutterstock.com
(日刊サン 2024.1.3)