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知らないと損をする!?年金・国籍よろず相談

付加年金制度お得です!! WEP誤適用是正 活動支援のお願い

付加年金制度お得です!! WEP誤適用是正 活動支援のお願い

 皆さん付加年金制度をご存じですか。これは実にお得な制度です。 

【制度内容】 

 国民年金の保険料に追加で付加保険料(月額400円)を上乗せして支払うことで、将来受給する年金額を増額することが出来ます。(加入資格)「国民年金第1号被保険者」と「任意加入被保険者(海外から国民年金に任意で加入されている方)」です。 

 

【加入期間】 

 付加年金の加入期間は原則として20歳から65歳までです。 

 

【付加年金の額】 

 200円×付加保険料を納付した期間の月数が年金額です。 

 

【得な理由】 

 例えば付加保険料を10年間納付した人について考えてみます。付加保険料の支払総額は「48,000円(=400円×12ヶ月×10年)」付加年金の年金額は「24,000円(=200円×12ヶ月×10年)です。ですから付加年金を2年間受給すると、付加保険料の総額と受給額の総額(24,000円×2年=48,000円)が等しくなります。それ以降は受給期間1年ごとに24,000円ずつ得をすることになります。 

 つまり付加年金を2年間受給すればトントン。以降は受給期間1年ごとに「納付した付加保険料の総額の半額」ずつ得をします。 

 以上から加入をお勧めします。 

 しかしながら国民年金加入者の方にとり今大変な事態が起きていることをお伝えしなければなりません。それは国民年金に対するWEPの誤適用という現象です。つまり若い時からコツコツと払い込んできた日本の年金が、WEPというSSA(米国社会保障庁)の規定に依り米国年金の減額という形で日本の年金が実質減額されてしまうというです。 

 ここで問題となるのは、WEPの規定に依れば国民年金は明らかにWEPの対象外です。米国にお住いの日本人の大半は国民年金に加入されており、WEPの国民年金に対する誤適用が改善されれば日本人にとり大きな福音となります。 

 そのためこれまで当紙面でも何度も取り上げて頂きましたが、本件の対応窓口である在米日本大使館杉山大使宛に早期の改善を促す投稿キャンペーンを1年前から開始しております。この是正活動を組織的・継続性のあるものにするため米国法人「Nenkin Support Center of America」を設立しNPOを目指しています。HPはwww.nenkin-usa.netです。また、活動のためクラウドファンディングで活動資金を募っています。 クラウドファンディングページはこちら

 どうぞご賛同頂きご支援を宜しくお願い致します。今後とも共に目標に向かって頑張りましょう。

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市川俊治

民間企業勤務後、外務省改革の一環として始まった領事シニアボランティア制度の第1期生としてNY更にSF総領事館に合計6年間勤務。その官と民の経験・知識を基に海外在住者の年金・国籍・老後の日本帰国の問題のアドバイスを行っている。

 

 

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