みなさまアロハ！ 今年も半分が過ぎ、気づけば秋もすぐそこですね。今年の上半期はいろいろな変化に対応していて、自分の健康のことは後回し、となっている人もいるのではないでしょうか。 

　そこで今日は、健康状態を確認する一つの方法として、舌の状態を観察してみましょう。舌は、自分の健康状態を観察するのに有効です。 

　鏡で自分の舌の形、色、厚さなどをみてみましょう。健康な舌の場合は、ピンク色で、朝起きた時に透明あるいは白くうっすらとコーティングがある状態です。下記の項目を一緒に確認しながら、舌の状態を把握してみましょう。 

　まず、舌の形を確認してみましょう。舌は下の歯の間に収まっているでしょうか。もし、舌の端が帆立貝の殻のように波を打っている場合は、特に小腸のあたりに消化不良がある証拠です。この場合、身体が栄養を十分に受け取る準備ができていない可能性があります。健康な舌の場合は、波打ちがありません。 

　次に、舌の真ん中に太いくぼみ、あるいは線のようなものが無いか確認してみましょう。もし線がある場合は、ストレスがかなり高く、神経系に負担がかかっている場合があります。ストレス繋がりで言うと、舌先が赤くなっている場合もストレスが高い状態と言えます。 

　最後に、コーティングの色を見てみましょう。白、黄色など、色がある場合は、身体が消化に苦労している証拠です。消化に時間がかかるものを食べている場合にコーティングができますが、感情を抑えている場合も同様です。生活リズムが崩れている可能性も考えられます。　

 　これらの不調のサインが当てはまる場合は、まずは生活リズムの見直しをしましょう。早寝早起き、３食のバランスの取れた食事など、みなさんがどこかで聞いたことのある基本的な生活リズムを思い出してみてください。 

　また、毎朝晩、舌掃除をすることをおすすめします。その時は、歯ブラシではなくて、金属のトングスクレイパーを使ってくださいね。