コロナ禍とウクライナ戦争の影響で、エネルギー価格の高騰を筆頭に、全てのものが値上がりになって、我々の生活は圧迫されてきています。それもあって、最近は手の混まない手軽なレトルト食品を電子レンジでチンして食する頻度が多くなりました。食材の下ごしらえや調理具の準備や後始末、食器洗いや後片付けなどを考えると、早く簡単!というのがポイントのようです。
すっかり生活必需品となっている電子レンジでは、焼く、炒める、炊く、蒸す、茹でるなどの調理が可能になり、温め直しなども簡単に、しかも、数分という短時間でできます。最近は焦げ目までつくそうですね! 我が家でも、電子レンジ用のクッキング器具を揃えていますが、全部は使いこなせていません。まあ、便利な物ですが、家庭用としては通常、キッチンに専用の棚かクッキングテーブルに備え付けて固定して使用します。
さて、最近アウトドアでもどこでも使うことができるポータブル電子レンジが出現したので、ご紹介します。充電したバッテリで稼働するのですが、庭などの屋外やキャンプで使うことができるのです。
出力は500W/350Wで、庫内の大きさは8リットルです。充電式なので、当然のことながら、電源のない場所で使えます。建築や建設現場、キャンプや車内での食事、災害時などで力を発揮します。装着するバッテリにもよりますが、BL4080F(2本)で、350ワットモードで48分、500ワットモードでは35分使えるそうです。
USB端子も付いており、通常のポータブル電源としても使用できるようです。開発販売はマキタで、値段は基本モデルで、11万円です。操作パネルは見やすく使いやすいし、フィルターも掃除しやすくできています。
画像:マキタのウエブサイトより
No.338
となりのおじさん
在米35年。生活に密着した科学技術の最新応用に興味を持つ。コラムへのコメントは、 [email protected]まで
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