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【ちょっと役立つ 日本の新製品】残り量に合わせて小さくたためる水筒
皆さんの周りに、空になった缶ビールやペットボトルをぐしゃぐしゃにつぶしてから捨てる人がいませんか? 不要なゴミは出来るだけ小さくしたいという本能があるのでしょうか。
さて今回は、空になったらたたんで小さくできるという水筒の話しです。最近はエコの観点から、または節約のために自分の飲み物を自宅から持っていく人も増えてきています。しかし1リットルのものを保存するのに、外観がそれなりの大きさになるのはしょうがないとしても、飲み残しが100mlしかないのに、10倍の大きさとなっては邪魔で面倒ですね。
ありそうでなかったのが「小さくたためる」という発想です。昔は魔法瓶というと、保温のためにガラス材など変形が難しい素材が使われていたので、融通が利きませんでし。内容量に比例した外観とまではいかないにしても、使い終わったら、小さくできるというのはとても便利です。
日本ポステックから出た水筒「AQUA-hack」は、500mlのペットボトルサイズから、飲み終わったら、手のひらサイズに小さくたためる水筒です。
本体は保温性の高いシリコンでできており、ガラスやプラスチックと違い、割れる心配がありません。うっかり落としてしまっても安心安全ですし、プラスチックよりも耐久性が高く、長く使えます。耐熱性も高いので、食洗機で洗えます。素材のシリコンは入食品等試験成績証明書を取得した安全性の高いものとなっています。ふたはダブルロックになっていて、カバンの中などで開いてしまう心配もありません。
高さは25センチ、胴回りは直径7センチくらいです。値段は2400円ほどで売られています。今は色は黒に限られているようですが、かさばらずスタイリッシュな外見で、レジャーからビジネスシーンでも便利に使えそうです。
No.311
となりのおじさん
在米35年。生活に密着した科学技術の最新応用に興味を持つ。コラムへのコメントは、 [email protected]まで
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