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【ちょっと役立つ 日本の新製品】とき卵がきれいに混ざる、こだわりの道具
前回に続き、キッチンで役立ちそうな新製品を紹介します。卵を解きほぐす器具の「ときここち」です。とき卵というと、多くの人は調理用の箸で混ぜるか、泡立て器やマドラー(味噌とき用)でさっと解きほぐしますが、往々にして白身のドロッとした塊が残りやすく、なかなか完全に黄身と白身が混ざりません。また、泡立て器は箸よりも混ぜやすいけれど、洗ったりの手入れが大変です。
だし巻き卵、ホットケーキ、天ぷらなどの料理や、納豆やすき焼きのつけ卵など、日常的に卵を解く機会は結構多いと思われます。黄身と白身をきれいに混ぜると、口当たりが良く美味しさもアップします。手早くなめらかに混ぜることができ、洗うのももっと楽にできるような器具があれば、うれしいですよね。
そこで、考えられたのが「ときここち」なのです。白身を黄身をなめらかに解きほぐすには、箸のような「面」で混ぜるのではなく、細い線で切るようにしなければなりません。プレスによると加工不可能な0.7ミリの線をレーザーで加工して仕上げるのだそうです。
そして、ささっと20秒ほども切るように混ぜれば、なめらかな溶き卵ができ上がります。形はシンプルなので、スプーンと同じように簡単に素早く洗うことができます。食洗機でも洗えます。
一本一本を丁寧に仕上げるので、価格は4300円ほどで、やや高額。自分好みのお米で炊き上げたご飯、こだわりの卵と専用醤油、そしてこの「ときここち」を使って、究極のこだわり「卵かけご飯」を味わうのが、おすすめだそうです。
商品には右利き用と左利き用があります。いずれにしても、「もう、箸にはもどれない!」と、好評のようです。
画像:さかたの塩のウエブサイトより
No.309
となりのおじさん
在米35年。生活に密着した科学技術の最新応用に興味を持つ。コラムへのコメントは、 [email protected]まで
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