長時間車を運転する外回りの仕事に就ている人たちにとっては、車内で簡単に、炊き立ての暖かい弁当を食べることが出来るのは大変嬉しいことでしょう。冷蔵や温蔵が出来る弁当箱もすでに存在しますが、運転しながら炊き立てのふっくらご飯を用意できる、ちょっと気の利いたグッズが出ました。最近はやりのソロキャンピングなど、アウトドアレジャーにも便利かもしれません。
数々の便利グッズを開発・発売している「サンコー社」から、車のシガーソケットで利用できる「車載用12V弁当箱炊飯器」の発売を開始しました。本体にお米と水を入れ、ケーブルをシガーソケット(12V/9.2A)に挿して電源スイッチを入れるだけで炊飯が可能になっています。炊飯器の加熱の仕組みは、底面だけでなく側面も加熱する“かこみ炊き”と呼ばれる方式で、高速炊飯を可能にしているのが特徴です。
使い方も簡単で3段階ですみます。
(1)お米と規定量の水を容器に入れます。
(2)電源ケーブルを車のシガー用ソケットに繋ぎ、炊飯器のスイッチをオンにします。
(3)0.5合(カップ半分)で約25分、1合(カップ1杯分)だと約40分でふっくらとしたご飯が炊き上がります。
ご飯が炊き上がったら、おかずを乗せたりして、炊飯器を弁当箱のような器としてそのまま食べることが出来ます。使用した後は、とりはずして丸洗いも出来ます。
ちなみに、炊飯器本体のサイズは240×100×80mm(幅×奥行き×高さ)、重量は817gです。付属品として収納ポーチ、ケーブル、軽量パックなどが付いています。直販価格は6980円です。
No.307
となりのおじさん
在米35年。生活に密着した科学技術の最新応用に興味を持つ。コラムへのコメントは、 [email protected]まで
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