観光協会が発案、ボールペンで除菌!
今だに、世界中がコロナ渦で右往左往させられています。しかし、多くの人たちは、生活や仕事のためにやり方を変えてでも働かなくてはなりません。コロナウイルス感染防止のためには、密集・密閉・密接の「3密」をさけ、こまめに消毒を行うことが基本です。ハワイでもワクチン接種も始まりましたが、まだ完全に普及するには時間がかかりそうです。自分の健康は自分で守るしかないでしょう。
さて、今回紹介しますのは、消毒を気軽にどこでも行うための、消毒用アルコールや次亜塩素酸水を噴霧する機能がついた「ボールペン」です。ペンの上半分が液体を入れるスペースで、最上部から噴霧します。
外出先や消毒液がない状況に備えるとともに、消毒の習慣づけに役立ちます。日常的に携帯しやすく、会議や打ち合わせ中でも使いやすいことを狙ったものらしいです。
この商品は「紅花栽培」で有名な山形県白鷹町観光協会が企画しました。白鷹町では紅花の他、さくらんぼやトマト、牛肉など赤にちなんだ名産品を「しらたか紅いもの」と銘打ってプロモーションしています。
液体の状態で噴霧したいものであるならば、消毒液には限らないそうで、推薦される使い方として、
(1)除菌液をいれて手や人が触れたモノに、プシュ!
(2)冷感液を入れて暑い日には、シャツにシュシュッ!で、ひんやり爽快気分。
(3)香水を入れて、お洒落にアトマイザー。
(4)気になる匂いにシュシュッと消臭!
(5)寝癖にシュシュッと、どこでも身だしなみ! …などを、この町おこし協会はおすすめしています。価格は250円。売れ行き好調で、つぎの入荷発売は2月1日の予定だそうです。
携帯型の噴霧装置はすでに多数ありますが、地方の、しかも、観光協会が企画したというのが珍しく、面白いです!
No.281
となりのおじさん
在米35年。生活に密着した科学技術の最新応用に興味を持つ。コラムへのコメントは、 miyamotoi001@hawaii.rr.comまで
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