プライベートジェットで移動
少しまえまで寒い日が続いていたのに、一気に30度を超える真夏日がやってきたニューヨーク。気温の変化のスピードと同じように、コロナからの復興も一気に進んでいて目まぐるしい勢いでまた、街が動き出している。観光客もたくさん戻ってきて、どこへ出かけても人、人、人。ビフォーコロナの懐かしい活気を感じて「ああ、これぞニューヨークだ」という空気感にわいている。
人が移動するということは、交通機関も以前のように通常運行がはじまり地下鉄もまた24時間運行再開。そして道は大渋滞、空をみあげると、以前のように行き交う飛行機をみる機会も急激に増えた。
まわりの友人ニューヨーカーたちも、飛行機にのって移動するひとがめっきり増えてきた。しかし、多くの人がすでにワクチン接種を済ませているとはいえ、やはり数時間、機内で知らない人と近距離で密室状態にあるのはストレスを感じる。そんな中で、今日、友人はプライベートジェットでニューヨークからテキサスまで移動する。
アートコレクターのお客さまが所有するプライベートジェット機。これなら見ず知らずのひとと近距離で同席するストレスが無い。身内だけで優にプライベートなフライトを愉しむことができる。
煌びやかな上質感漂う機内で、満面の笑顔を浮かべる友人の姿を捉えた写真が送られてきた。なんとも別世界すぎてわたしには想像することも一苦労の世界に、彼はいる。
なんでも好奇心旺盛のわたしは、一生に一度はプライベートジェットに乗りたいと以前から思っている。他の友人アーティストからも、コレクターさんのプライベートジェットに乗って移動したという話をよく聞いているからだ。
人それぞれ、見ている景色、住んでいる世界、目指している世界、価値観、違っている。プライベートジェットで移動することが、あたかもマイチャリでそこまで移動する、そんな感覚の人たちが世の中には存在している。
そんな、自分とは無縁の世界のはなしを聞くとスケールの大きさにワクワクする。そして、地球での楽しみ方は、無限にあることを教えて貰える。
大きな視野を持ち、制限を取っ払って、これからもどんどんじぶんが本当にやりたいことに挑戦していこう。失敗なんて怖れるなんてもったいない。踏み出して、チャレンジして、思いっきり人生を愉しむぞ。そんなことを思った。
私の旅ストーリー
大森 千寿
NY在住。香川県高松市生まれ。アーティスト・作家・アートセラピスト・米国NLP協会認定マスタープラクティショナー・現代レイキマスター。NY・ハワイ・日本の3箇所にアートスタジオを構え活動。著書に、amazon電子書籍「ハワイに不動産を購入して人生10倍楽しむ方法」「ハワイで聞いた! 32通りの生き方(第一弾)」「人生の冒険」がある。NYで新しい扉を開く2日間プログラムやニューヨーカーと行く穴場ツアー、アート最前線ガイドなど開催中。 www.chizuomori.com ameblo.jp/adamwestonart
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