みなさん、こんにちは。前回お話ししたように、コロナ自粛をしていた私と家族なんですが、息子もすっかり元気になってプリスクールに戻っています。
そんな息子がお休みしていた間なんですが、どうやらプリスクールでは風邪が流行っていたようです。風邪の症状もコロナの症状も似ているため、ややこしいですよね。さらに、同じ時期にVogの影響もあって、アレルギーのある人はアレルギー症状もひどく出ていたようです。実際に、我が家では息子はコロナでしたが、私を含め他の家族は気管や鼻の調子が悪く、Vogの影響もあり頭が重い状況も続きました。そして、私と娘は副鼻腔炎になって(多分ですが)、1週間以上鼻の調子が悪かったです。
そういった状況で何が辛いかというと、夜寝られない。夜寝られないと、疲れが取れない、という悪循環です。そこで、とにかく眠れるようにと対策をしました。副鼻腔炎になると副鼻腔に膿がたまるので、それが喉に落ちて痰となります。痰の絡んだ咳が出るんです。痰を取り去る効果のある精油では、サイプレスが代表的です。また、サイプレスには咳を鎮める効果も期待できるので、ユーカリ、フランキンセンスと一緒にブレンドして、胸部や背中に塗布して寝ます。更に、枕の下にはユーカリの精油を垂らしたティッシュペーパーを忍ばせます。
段々と症状が良くなってきたら、少し精油を変えてみました。特に、枕の下に忍ばせる精油はオレンジに変えてみました。オレンジは子供にも安全に使用できる精油です。大人の場合はラベンダーを就寝時によく使われますが、子供はオレンジを使うことが多いです。柑橘系の精油は全般的に気分を高揚させる効果があるとされていますが、オレンジはリラックスや安眠の効果もあるのです。そのため、大人でも夜はラベンダーとオレンジのブレンドを使用することもあります。普段から寝つきの悪い娘ですが、オレンジの精油でよく眠れたと言っていました。
最近の子供はコンピューターを見る機会も多く、目も脳も昔に比べて疲れていると思います。コンピューターやテレビの画面は、睡眠に影響を与えると言われています。脳を活動させてしまってなかなか寝付けなかったり、質の良い睡眠が取れなくなってしまいます。大人もですが、忙しいほど睡眠が大切になってきます。質の良い睡眠を心がけるように、ぜひオレンジやラベンダーの精油をベッドタイムに活用してみてください。
アロマのある生活 No.185
山中麻瑠 Maru Yamanaka
1999年に渡豪、IFA認定アロマセラピストとなる。オーストラリア某有名デイスパ、日本で医療現場、ホテルスパ、等で経験を積み、アロマセラピスト育成講師も務める。2005年ハワイに渡り、2008年より11年間アロマアットホームのオーナーを務める。現在、アロマセラピーを広める活動中。2014年からアロマセラピーワークショップ開催。
インスタグラム:@marukimoto_808aroma
FBページ:MY Essence Hawaii
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