みなさん、こんにちは。基本的に、外にいることが好きな私ですが、最近の天気の良い日の風通しの良い室内が心地よいと感じるこの頃です。
さて、先日、こんなことがあったんです。私の息子は、もうすぐ3歳半になります。プリスクールにも通っていて、かなり活発です。みんな言いますが、男の子はよく怪我をしますよね。これって活発だからなだけではないような気がします。私の娘もかなり活発ですが、あまり怪我をすることはありません。なんて言うんですかね、気をつける能力?の違いなんでしょうか(笑)
いつものように、家の中なのに足を挫いた息子。そんなに大袈裟な出来事ではないんですが、本人は痛かったんだと思います。3歳なのに体の大きさは4、5歳並みで、体重ももちろん重いですし、余計に負荷がかかったのかもしれません。その後に子供たちが外に遊びに行く予定があり、私は少し心配していましたが、すぐに氷で冷やしたら泣き止んで、もう痛くないと普通に遊び始めました。それが出かける直前になって痛いかもと言い出した息子。気持ちの問題かもしれないとは思いましたが、念の為すぐに応急処置をしました。
私の家にはいつでも救急箱感覚で、すぐに精油が使える場所に置いてあります。ペパーミントとラベンダーの精油を取り出し、ホホバオイルに混ぜました。子供ですが、部分的な処置なので、少し濃度は高めです。通常は1%かそれ以下くらいの濃度で子供には精油をブレンドしますが、3%くらいで。ただし、この場合は広い範囲では使えません。患部にオイルを塗り込んであげると、まずペパーミントの香りが「いい匂い~!」と喜びました。子供が単純なのか、男の子が単純なのかは分かりませんが、「治った!!」と言って出かけていきました。
どうやらそのことを覚えていたらしく、後日また同じようなことがあったときに、あのマジックをまたやってほしいと言ってきました。息子にとっては、痛みが消えたというよりも、ママが特別に良い香りのオイルを塗ってくれたから良くなったという方が正しい記憶なのかもしれませんが、実際にペパーミントはスポーツ中の捻挫などの怪我に最適です。スポーツ選手が怪我の応急処置に使うコールドスプレーのように、患部を冷やし鎮痛効果があります。また、私は炎症を抑えるためにペパーミントにラベンダーを加えます。精油はそのまま直接塗布できないので、必ずベースになるオイルに薄めて使います。ベースオイルがない場合は、冷水(氷水)に精油を垂らして、タオルを浸して絞ります。患部に当てて冷湿布をします。
大人はスポーツをしない限り、日常生活で怪我はあまりありませんが、お子さんがいらっしゃる方はあるあるかと思いますので、ぜひご活用ください。
アロマのある生活 No.172
山中麻瑠 Maru Yamanaka
1999年に渡豪、IFA認定アロマセラピストとなる。オーストラリア某有名デイスパ、日本で医療現場、ホテルスパ、等で経験を積み、アロマセラピスト育成講師も務める。2005年ハワイに渡り、2008年より11年間アロマアットホームのオーナーを務める。現在、アロマセラピーを広める活動中。2014年からアロマセラピーワークショップ開催。
インスタグラム:@marukimoto_808aroma
FBページ:MY Essence Hawaii
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