みなさん、こんにちは。だいぶ日中は暑くなる日も多くなってきました。そんな中、最近うちも子供たちが朝起きると咳をします。今の世の中、うっかり咳ができない雰囲気です。咳はさまざまな原因で起こります。私も10年近く前に急に咳が出始めて、それがかなりひどく何年も悩まされました。それこそ違う分野の専門医にそれぞれ行き、いろいろな検査もしました。その結果何も原因は分からず、ただ単に咳が長引いてしまったので、軽い喘息になったということでした。今では、軽い喘息なので予防をして精油を使うことができますが、急に症状が出るとすぐには対処できません。

　子供たちが咳をしていると、まずは風邪の前兆を疑いますが、上の子は特にアレルギー体質で、アレルギーも疑います。しかし、ここ最近は子供たち二人が同時に咳をしているので、何だろうと気になっていました。そこで、もしかしたら朝起きた時は寒くて、すぐに暑くなってくるこの気候のせいかもしれないと思ったのです。はっきりとは分かりませんが、子供たちが言うには昼間や夕方には咳は出ないそうです。

　子供たちの症状はさておき、寒暖の差による不調は、ハワイに住んでいるとあまり感じないですが、差があまりないがゆえに、小さな変化が身体に反応しやすいとも言えます。どのような症状が起きやすいかというと、自律神経のバランスを崩しやすくなるので、精神的に不安定になったり、疲れやすい、眠りが浅いなどという症状につながります。自律神経は、ホルモンバランスと深く関わっているので、PMSや更年期障害のような症状を引き起こすことも考えられます。

　では、どのようにアロマセラピーで対応していったら良いでしょうか。精油の成分は、直接脳に働きかけることができるので、自律神経のバランスを整える効果が大いに期待できると言えるでしょう。副交感神経の働きを促して、リラックス効果を高めてくれるというラベンダー。不安や緊張をほぐしてくれるスイートマージョラムやネロリ。ホルモンのバランスの乱れも感じるようであれば、ゼラニウムやクラリーセージも有効です。柑橘系のベルガモットもおすすめで、オレンジのように甘くなく、レモンのようでもなく、グリーンな香りがします。自律神経のバランスを整え、気分を前向きにしてくれます。オレンジやグレープフルーツも気分を明るく元気にしてくれる効果があります。

　ハワイにはあまり寒暖の差はないですが、オフィス勤めの方は過度のエアコン使用による影響を受けていますから、もし体調がすぐれないという症状がある場合には、自律神経の乱れかもしれませんね。オフィス内では、身体を冷やさないよう十分ご注意ください。