【ハワイ在住者のためのライフプランのお話】Declaration of Prior Prescription Drug Coverage
65歳過ぎてからメディケア・アドバンテージ(パートC)に加入すると65歳から今までの間、creditable prescription coverageの提示をするよう書類が郵送されます。
Creditable prescription coverageのタイプを聞いていますので、該当する欄にチェックを入れて下さい。グループの健康保険を持っていた場合、期間の始まりと終わりを記入するようになっています。
私は今まで持っていたグループの健康保険のコピーを添えて提出しました。
送るタイミングが悪いと再度同じ書類が郵送されて来ますので、コピーを取ることをお勧めします。2度目に送られて来て、返信する際、2nd replyとメモを付けて送り返しました。
私のお客様はこの手紙を無視して暮らしていたら、保険会社は薬のカバレッジがなったと判断し、毎月ペナルティの請求書を送ってました。ついにこの支払いをしなければ、保険がキャンセルされるという通知が来ました。
この方は実際グループの健康保険を持っていましたが、この書類を提出しなかったため、訂正されるのに時間もかかり、ストレスもたまったのではないかと察します。
別のケースとして、この方は65歳以降、仕事を3回変えていて、2件目の会社は閉鎖していていました。幸いにもこの7年間はすべて、同じ保険会社でしたので、問い合わせて、すべての情報を記入することが出来ました。
65歳にメディケアを申請しない方は常に記録を取っておいて、パートCの加入の際に必要な書類は前もって準備することをお勧めします。
この最初の手紙を返信しなければ、自動的にペナルティが加算され、このペナルティはアメリカにいる限り、一生涯かかりますので、気を付けましょう。
(日刊サン 2021.11.18)
横江和子
親の介護がきっかけで、アメリカの長期介護や年金に興味を持ち、保険のライセンスを取得。配偶者がメディケアのパートDのペナルティーを生涯払い続けることになり、メディケアの分野を習得し、色々なシニアの医療保険会社の資格を取り、皆様のニーズに合ったプランをご紹介しています。
シニア医療保険スペシャリスト
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