【ハワイ在住者のためのライフプランのお話】メディケアカードについて
皆さんはメディケアカードが数年前に新しくなったのをご存知でしょうか。2018年4月から2019年4月までに郵送されました。保険会社のプラン変更の際は新しいメディケアカードの提示が必要になりますので、古いカードは処分して新しいカードを持参してください。
時々SOCIAL SECURITY番号の明記されている古いカードを持参する方がいます。運転免許書も昔はメディケアカードと同様SOCIAL SECURITY番号が明記されていましたが、紛失した場合、個人情報が明記されているので、危険でした。
さて現在のメディケアカードの番号は4桁ー3桁ー4桁の合計11桁になっています。2、5、8、9番目はアルファベットに。1、4、7、10、11番目は数字です。3番目と6番目はアルファベットまたは数字になっています。アルファベットの中で使用されないのはS、L、O、I、B、Zです。数字に似ているまぎらわしいアルファベットは使用してないのでしょう。
万が一、オープンエンロールメントの時期にプランの変更をご希望で、カードが見つからない場合、再発行も依頼しなくてはなりませんが、ドクターの事務所にコピーの控えがあると思われますので、お尋ねください。大事なカードで通常持ち歩かない方は需要書類と一緒に保険してください。
メディケアカードのみの方は少ないのですが、TRICARE FOR LIFEやフェデラルプランや会社から提供されている退職プランと一緒にご利用になっているようです。
メディケアではカバーされないものは下記のとおりです。
•介護サービス
•老人ホームのケアのほとんど
•歯の治療と入れ歯
•定期検診とそれに関連した検査
(ただし一部の検査、パプ・スミア、マモグラムはカバー)
•予防注射のほとんど
(ただし流感と肺炎の予防注射はカバー)
•処方薬のほとんど
•定期的な足のケア
•眼鏡や補聴器の検査とその費用
•入院室の電話やテレビ
•米国外で受けた医療サービス
(日刊サン 2021.11.11)
横江和子
親の介護がきっかけで、アメリカの長期介護や年金に興味を持ち、保険のライセンスを取得。配偶者がメディケアのパートDのペナルティーを生涯払い続けることになり、メディケアの分野を習得し、色々なシニアの医療保険会社の資格を取り、皆様のニーズに合ったプランをご紹介しています。
シニア医療保険スペシャリスト
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