- ホームページ
- ハワイ在住者のためのライフプランのお話
- 【ハワイ在住者のためのライフプランのお話】シニアになったら…
【ハワイ在住者のためのライフプランのお話】シニアになったら…
メディケアが申請できる年齢になったら、下記のような準備を始めましょう。
人により異なりますが、メディケアの申請はパートA・Bの両方、あるいはパートAのみになります。お誕生日の前の月にメディケアカードや手紙が届かなかった場合、薬のカバレッジ付きメディケア・アドバンテージ(パートC)の手続きが遅れますので、早めに手続きをしましょう! メディケア・アドバンテージの内容は毎年変わりますので、10月には毎年見直しが必要です。内容を把握していないと、プランを上手く使うことができません。
現在毎月の薬代に悩まされている方はエクストラ・ヘルププログラムがあり、薬のヘルプを受けることができます。収入や財産の制限がありますが、2023年は加入しやすくなりそうですので、メディケアの事務所にお尋ねください。
老後アメリカで暮らす方は、長期介護保険に加入すべきかどうか決める最後の時期でしょう。この時期に加入手続きをすれば、保険料もそれほど高くないのですが、70歳近くなるとメディカルの査定が生命保険以上に厳しいので、加入が難しくなり、保険料も高くなります。
ソーシャルセキュリティの年金をまだ受け取っていない方はいつ受け取り開始を始めるか検討する時期です。受け取り開始時期は62歳から70歳までです。手続きしてから生涯受け取ることができる年金です。慎重にお選びください。
シニアになると転倒する方が増えてきています。骨折していると、病院やリハビリセンターに予想以上に長く滞在することになります。万が一のことを考え、スーツケースに滞在中必要な一式を用意しておくと、届ける方も届けられる方も助かりますので、準備をお勧めします。
1人暮らしや子供のいないご夫婦の方は万が一のことを考えて法的文書の準備しておかないと、親戚や周りの友達に迷惑がかかります。重要書類、主治医、緊急連絡先、ファイナル費用を準備しましょう。1人暮らしの方は日本の連絡先など前もって色々な準備をして、お部屋のわかりやすい所に置きましょう。
現在持ち家のない方は、早めのシニアハウジングの手続きをお勧めします。
そのほかシニアになったら早めにしておきたいことは、
- クレジットカードや口座の整理
- 部屋の整理
- 足腰を鍛えるために毎日の散歩
- 歯のメインテナンス
- 没頭できるような趣味を見つける
- 人間関係を大事にする
…などです。
(日刊サン 2022.12.14)
横江和子
親の介護がきっかけで、アメリカの長期介護や年金に興味を持ち、保険のライセンスを取得。配偶者がメディケアのパートDのペナルティーを生涯払い続けることになり、メディケアの分野を習得し、色々なシニアの医療保険会社の資格を取り、皆様のニーズに合ったプランをご紹介しています。
シニア医療保険スペシャリスト
問合せ先:[email protected]