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【ハワイ在住者のためのライフプランのお話】パートD (Prescription Drug) とは?
処方箋をカバーし、保険会社が運営しています。オリジナルメディケアのみの場合は通常パートDの加入が必要になります。パートCに加入した場合、多くのプランはパートA、パートB、パートDが組み込まれていますので、パートDの加入は必要ありません。薬をたくさん取っている方また高い薬を取っている方にとっては大事なポイントです。薬は5段階(tier)に分かれています。
Tier 1: Preferred Generic
Tier 2: Generic
Tier 3: Preferred Brand
Tier 4: Non-Preferred Brand
Tier 5: Specialty
オリジナルメディケアだけで、薬のカバレッジを持っていない元気なシニアの方は処方箋の薬代を全額自己負担しなくてはなりません。加入すべき時期に加入しないで、遅れてパートDに加入すると、アメリカに住んでいる限り、一生涯ペナルティがかかりますので、気を付けましょう!
レベルは4段階に分かれています。
◆自己負担額(Deductible)
◆イニシャルカバレッジ(Initial Coverage)$4,430まで
◆カバレッジギャップあるいはドーナツホール
(Coverage Gap or Donut Hole)$7,050まで
◆カタストロフィックカバレッジ
(Catastrophic Coverage)
ジェネリックのお薬は通常お手頃な料金で手に入れることができますが、ご自分が支払う薬代と保険会社が支払う薬代の合計が$4,430に達すると、カバレッジギャップのカテゴリーになりますので、今までの薬代がかなり高くなり、薬代の25%が自己負担となります。ご自分が支払った薬代の合計が$7,050に達すると、カタストロフィックカバレッジのカテゴリーになり、今度は薬代が$3.95~$9.85に安くなります。この条件はどこの保険会社も同じ条件です。
保険会社によってはジェネリックの薬をメールオーダー(3ヵ月分)にすることにより無料になったり、緑内障の目薬の中には保険会社に寄っては、カバーされないことがありました。保険会社のプランを選ぶ際、薬がすべてカバーされるか、どのTIERであるか又すべてのドクターがネットワークにはいっているかどうかは必ずご確認ください。パートB及びパートDは加入すべき時期を過ぎて加入するとペナルティがかかるので、気を付けましょう。
(日刊サン 2021.12.1)
横江和子
親の介護がきっかけで、アメリカの長期介護や年金に興味を持ち、保険のライセンスを取得。配偶者がメディケアのパートDのペナルティーを生涯払い続けることになり、メディケアの分野を習得し、色々なシニアの医療保険会社の資格を取り、皆様のニーズに合ったプランをご紹介しています。
シニア医療保険スペシャリスト
問合せ先:[email protected]