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【ハワイ在住者のためのライフプランのお話】役に立つ医療保険の専門用語
医療保険に加入なさっている皆さんはプランの内容をどのくらいご存知ですか? 配偶者に任せっぱなしではないですか? 将来1人になり、手伝ってくれる身内のいない方は、高齢になってから理解するのは大変です。今からでも遅くないので、一緒に説明を聞き理解しておくことをお勧めします。
主なものとしてPPOとHMOがあります
【PPO(Preferred Provider Organization)】
自分の好きなドクターを選ぶことができ、主治医を通さなくても、専門医に直接相談することができます。
【HMO(Home Maintenance Organization)】
主治医を通してすべての医療サービスの手配がされます。
医療保険には「In Network」と「Out of Network」があります。簡単に説明しますと、現在加入している保険会社が医師や病院と提携しているかどうかということです。
- In Network:医療機関が提携している場合
- Out of Network:医療機関が提携していない場合
通常In Networkの医療機関を使うと費用が安く、Out of Networkの医療機関を使うと自己負担が大きくなります。特別な手術や治療が必要な場合、自分の希望の医療機関を選び、納得のいくサービスを受けることができます。
- Co-Insurance:自己負担が%で示されている
- Co-Payment:自己負担が金額で示されいる
- Deductible:控除免責額(保険が始まる前に個人が支払わなくてならない額)
- Out-of-Pocket Maximum:最高自己負担額
保険会社のプランを選ぶ時、あなたはどのように決めていますか? ドクターの加入リストに記載されても、年の途中で提携をやめている場合もあります。かかりつけの主治医や専門医がすべて受けてくれるかどうか、加入の際及び予約の際には確認しましょう。
また毎日飲んでいる薬の料金は保険会社によって異なりますので、料金を確認する必要があります。最悪の場合、保険でカバーされなくなったということもあるようです。
プランによっては特約としてデンタルのプランを付帯することができますが、かかりつけの歯医者さんに確認の上で加入ください。加入したけれど保険が使えなかった、というケースもあります。
シニアの医療保険は大変奥が深く、知れば知るほど慎重に選びたいものです。エージェントとは長いお付き合いになります。経験や知識が豊富で、加入後のアフターサービスのしっかりした、相性の合うエージェントを選びましょう。
(日刊サン 2022.11.16)
横江和子
親の介護がきっかけで、アメリカの長期介護や年金に興味を持ち、保険のライセンスを取得。配偶者がメディケアのパートDのペナルティーを生涯払い続けることになり、メディケアの分野を習得し、色々なシニアの医療保険会社の資格を取り、皆様のニーズに合ったプランをご紹介しています。
シニア医療保険スペシャリスト
問合せ先:[email protected]