- ホームページ
- ハワイ在住者のためのライフプランのお話
- 【ハワイ在住者のためのライフプランのお話】メディケア・アドバンテージ(パートC)について注意したいこと
【ハワイ在住者のためのライフプランのお話】メディケア・アドバンテージ(パートC)について注意したいこと
•今までお勤めしていた会社からリタイヤメントのベネフィットとして医療保険が提供されている方は、他のシニアプランに加入手続きすると、会社から提供されているプランを失い、元に戻せなくなることがあります。手続きの前に勤め先のHRにご確認ください。
•グループ医療保険とシニアの医療保険の組み合わせはできます。2つともお持ちの方は、どちらが優先的にカバーされるか確認する必要があります。しかしメディケア・アドバンテージを2つ持つことはできません。
•65歳以上の自家営業の方で、知らずに高い保険料を支払っている場合、経費削減になります。専門家にご相談ください。
•オリジナルメディケアでカバーされない部分がメディケア・アドバンテージでカバーされると誤解している方がいますが、間違いです。オリジナルメディケアから離れて、保険会社のメディケア・アドバンテージに加入することになります。
•メディケア・アドバンテージに加入するにはパートBの保険料を支払い続ける必要があります。
•65歳過ぎても働き続け、グループの医療保険(従業員20名以上)をお持ちの方は、いつでも好きな時にパートBの申請ができますが、遅くとも退社する3ヶ月前から手続きをして、退社する翌月からシニアの医療保険がカバーされるようにしてください。
•長期介護はカバーされません。老後アメリカで暮らす予定の方、貯蓄を減らしたくない、家族に迷惑をかけたくない方はぜひ長期介護保険をご検討ください。
•提供されているプランは毎年変更になります。加入時にネットワークに入っていたドクターが、利用時に離れていることもありますので、予約の際、必ず確認しましょう。ネットワーク外のドクターを利用すると支払いが高くなります。
•保険会社が発行する1枚のカードで生活できますので、メディケアカードを持参する必要はありません。
•自己最高負担額が設定されていますので、この金額に達したら、保険会社に確認しましょう。
•2022年のPPOのプランの場合、月保険料は$0から$127ですが、治療ごとにコーペイメントやコーインシュランスが発生します。
•ブランドの薬を使用している方は、カバレッジギャップ(別名ドーナツホール)に入ると薬代がかなり高くなりますので、予算として準備することをお勧めします。
•通常、手術の際には保険会社にお伺いをたてて、許可を取る必要があります。
(PRIOR AUTHORIZATION)
(日刊サン 2022.11.9)
横江和子
親の介護がきっかけで、アメリカの長期介護や年金に興味を持ち、保険のライセンスを取得。配偶者がメディケアのパートDのペナルティーを生涯払い続けることになり、メディケアの分野を習得し、色々なシニアの医療保険会社の資格を取り、皆様のニーズに合ったプランをご紹介しています。
シニア医療保険スペシャリスト
問合せ先:[email protected]