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- 【ハワイ在住者のためのライフプランのお話】2023年のメディケアはどのように変わるのでしょうか
【ハワイ在住者のためのライフプランのお話】2023年のメディケアはどのように変わるのでしょうか
- インシュリンの月支払い額が$35までとなりました。
- ワクチンが無料になり、帯状疱疹(SHINGLE)のワクチンも含まれます(年2回打つ注射で、1回$180位かかった記憶があります)。
- インフルエンザ(FLU SHOT)/肺炎(PNEUMONIA)/B型肝炎(HEPATITIS B)/コビット(COVID)/ブースター(BOOSTER)
- パートDの保険料に制限が付きましたので、過去のような大幅な値上げは無くなり、2024年からは6%の制限が付きました。
- EXTRA HELPというプログラムがあります。以前より加入しやすくなりましたので、薬代が負担になっている方は申請してみてください。
薬に関して2024年以降、シニアにとって良い方向に行っているようです。一例として自己最高負担額がだんだん低く設定されます。2026年から2029年の間、メディケアは製薬会社と高額な薬60種類の交渉に入りますので、我々にとって、薬代がお手頃になるかもしれません。
シニアの方に処方される骨粗鬆症のPROLIAについて調べてみました。年2回打つ注射で、1回の料金の定価は約$1500でした。パートBとパートDに所属薬のようですが、ドクターのオフィスがどのように処理するかのようです。
2022年8月薬局に取りに行ったら、約$600と言われ、びっくりして受け取らなかったそうですが、ドクターの事務所が手配して、事務所に届けてもらうと約$300だとか。ドクターの事務所がどこかのファンデーションのプログラムを探してくれると、自己負担分が少なくなるようですが、予算が無くなると手配してもらえません。
現在ジェネリックでないブランドの薬や高額な薬を取っている方はプランを選ぶ時に慎重にお選びください。薬は保険会社によって、TIERが異なり、最悪な場合、保険会社がカバーしてくれないこともありました。一例として、シニアの方が保険会社を変えたことにより、緑内障の目薬がカバーされませんでしたので、加入前に確認しましょう。
パートBの高額な薬が必要な方は、パートBの取得後メディケアエージェントにご相談ください。保険の加入は誰から加入しても保険料は同じですから、一社専属より色々な保険を扱っているエージェントがおすすめです。長く間お付き合いすることになるので、経験豊富で困った時にすぐ対応してくれる、アフターサービスのしっかりしたエージェントを選びましょう。
(日刊サン 2022.11.2)
横江和子
親の介護がきっかけで、アメリカの長期介護や年金に興味を持ち、保険のライセンスを取得。配偶者がメディケアのパートDのペナルティーを生涯払い続けることになり、メディケアの分野を習得し、色々なシニアの医療保険会社の資格を取り、皆様のニーズに合ったプランをご紹介しています。
シニア医療保険スペシャリスト
問合せ先:[email protected]