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【ハワイ在住者のためのライフプランのお話】いざという時、お金の心配なく、治療に専念できますか?
日本でもアメリカでも、医療費の高騰化は先進医療技術が進むほど私たちにとって大きな問題です。例えば、がんや特定疾病になったときに思わぬ費用がかかって、人生が変わってしまったという話もあるのではないでしょうか。特にがんの種類によってはものすごい費用となるケースが多いようで、がんの種類や発見時期によります。
がんは最近治る病気になりました。これはうれしいことのひとつでもありますが、治療とは元気な楽しい人生を歩むためのものであるのに、一方で、その治療によって経済的にその後の人生への展望を失ってしまうケースもあります。
がんはストレスと関係が深いと言われていますが、がんを克服してもなお心配があり、入院しながらお金のことを心配していたのでは治るものも治らないかもしれません。ハワイの物価高では貯金や積み立てはある程度貯まるまでには時間がかかります。しかし病気はお金が貯まるまで待ってくれません。
現在フルタイムで働いている方は、治療期間中はSICK LEAVEやVACTIONなどを利用できますが、パートや出来高制で働いている方は病気で休んだ場合、収入が入ってきませんし、治療費がかかります。がん家系の方は一般の方よりがんになる確率が高いというデータもあります。
毎日アクティブな生活をなさっている方はスポーツでケガをしたり、転んで股関節を骨折したり、予期せぬ事故が起こります。長期介護保険は生きるための保険です。治療に専念できる体制を整えておくことをお勧めします。
私事ですが、自分は30歳から50歳まで健康であることが売りでした。テニスのために38歳で転職をして、仕事の前、毎朝テニスをしていましたが、50歳前に体調に変化が訪れます。検査した結果、関節炎リュウマチと診断され、それ以来、高額治療をして年4回X$9,000の治療を現在も続けています。
このように、医学が進んでも治療費は高騰するばかりです。お金がなければ、このような治療も受けられないことになります。また長期介護保険に加入したくても、52歳の時には申請しても加入できませんでした。保険は加入できる時になるべく早めに手続きすべきですね。
(日刊サン 2022.8.3)
横江和子
親の介護がきっかけで、アメリカの長期介護や年金に興味を持ち、保険のライセンスを取得。配偶者がメディケアのパートDのペナルティーを生涯払い続けることになり、メディケアの分野を習得し、色々なシニアの医療保険会社の資格を取り、皆様のニーズに合ったプランをご紹介しています。
シニア医療保険スペシャリスト
問合せ先:[email protected]