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ハワイ在住者のためのライフプランのお話

【ハワイ在住者のためのライフプランのお話】 社会保障給付金

 1935年に創立されてから、現在も続いている社会保障制度は私たちにとってありがたいシステムです。この給付金を受け取るには10年間勤務する必要があります。ある時期に自動的に支給されるものではないので、ご自分で受け取る時期を決めなくてはなりません。受け取れる年齢は62歳から70歳の間と決められていますが、皆さんはいつ受け取りますか?

 給付金の受け取りを開始するには申請書類を提出する必要があります。書類はお客様の状況によりますが下記のような書類をご用意ください。

社会保障番号 出生証明書

•W2フォームや自営業税金申告書

配偶者手当を申請する場合、結婚証明書

米国市民権または合法的な外国人資格の証明

給付金を受け取るための銀行個人口座(銀行名及び口座番号)

 受け取り開始時期は老後の人生に大きく影響します。ご自分の健康状態、退職の時期、勤続年数が35年に達しているかどうかなどを考慮し、判断できない方は会計士にご相談になり、老後の設計をしてください。

 62歳で給付金を受け取っている方は全体の30%、70歳で給付金を受け取っている方は男性で5%、女性で7%だそうです。人生100年と言われていますが、退職してからの長い期間をどのように過ごすかは、収入次第ではないでしょうか。

 満年齢前に受け取りを開始する場合の注意点は、退職せずにパートやフルタイマーで働き続ける場合、収益が$21,240を超えると、2ドルの収益ごとに1ドルの給付を失うことです。例えば$30,000の総収益がある場合、収益制限を$8,760超えていますので、$4,380の給付を失うことになります。満年齢の年の収益制限は$56,520です。満年齢以降は収入制限は無くなります。

(日刊サン 2023.7.19)

横江和子

親の介護がきっかけで、アメリカの長期介護や年金に興味を持ち、保険のライセンスを取得。配偶者がメディケアのパートDのペナルティーを生涯払い続けることになり、メディケアの分野を習得し、色々なシニアの医療保険会社の資格を取り、皆様のニーズに合ったプランをご紹介しています。

シニア医療保険スペシャリスト

問合せ先:[email protected]

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