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【ハワイ在住者のためのライフプランのお話】 FINAL EXPENSE保険(最終費用保険)とはどんな保険でしょうか?
比較的少額な生命保険契約で、保険会社によって異なりますが、$2,000から$50,000の範囲で契約した額が支払われます。この保険は葬儀や火葬の品物やサービスをカバーするものではありませんが、被保険者の死亡時に一定の金額が支払われ、被保険者の最終費用を支払うためにその資金を使用することが期待されています。
従来の生命保険には幅広い用途がありますが、最終費用保険の目的はただ一つ、被保険者の死亡時に発生した色々な費用を支払うことです。通常中所得者から低所得者の高齢者を対象としていて、従来の生命保険より引き受けの選択制が低く、申請者は病歴に関するいくつかの質問に答えるだけで済みます。
【人が亡くなった場合発生する出費】
埋葬または火葬の費用、間接的な最終費用には個人の債務、入院費、医療費が考えられます。最終費用保険には大きく分けると終身保険または定期保険があり、通常50歳から85歳までの退職後の貯蓄があまりない人、中年層の低所得者から平均所得者、生前に期限が切れる可能性のある定期保険を所有している方や何も所有していない方などが対象です。
このタイプの保険は多くの場合、テレビのコマーシャル、ラジオや大量郵送物などで紹介されています。質問内容は、以下のような感じで、申請者が“はい”または”いいえ”で答えるようになっています。
•過去1年以内に被保険者は何らかのタバコを使用しましたか?
•被保険者は現在入院または寝たきりであるか、老人ホームに居住していますか?
•被保険者は長期介護施設或いはホスピスや在宅医療を受けていますか?
•被保険者はこれまでに診断、治療または勧告を受けていて、手術や治療を終えていますか?
•アルツハイマー病、認知症、記憶喪失の治療を受けている患者ですか?
•AIDと診断されましたか?
•心臓発作や脳梗塞の治療を受けましたか?
メディカルの検査なく簡単に加入できますので、身内に迷惑をかけたくなく、自分の最後の経費の後始末をしてほしい方は検討してみてはいかがでしょうか?
(日刊サン 2023.6.7)
横江和子
親の介護がきっかけで、アメリカの長期介護や年金に興味を持ち、保険のライセンスを取得。配偶者がメディケアのパートDのペナルティーを生涯払い続けることになり、メディケアの分野を習得し、色々なシニアの医療保険会社の資格を取り、皆様のニーズに合ったプランをご紹介しています。
シニア医療保険スペシャリスト
問合せ先:[email protected]