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ハワイ在住者のためのライフプランのお話

【ハワイ在住者のためのライフプランのお話】家計の見直し

コロナ禍になってから私たちの生活は変わり、ハワイの物価高を避けて、離れて本土へ引っ越す方もいれば、逆にどこででも仕事のできる方はハワイに引っ越して来ている場合もあります。 

どこで暮らすにしても、私たちが生活する上で、毎月かかる固定費を考えなくてはなりません。生活スタイルを変えるのは大変つらいことですが、収入が変われば、調整が必要になります。 

皆さんは家計簿を付けていますか? なかなか続けるのは難しいことですが、月の経費をざっと$4,000と算出した場合、一体どれくらいの収入が必要になるでしょう? 

手取りで必要な額が$4,000になりますので、税金が25%とした場合、税込みで$5,333の収入が必要になります。実際将来のことを考えると貯金、医療費、老後の対策もしなくてはならないので、$5,333以上の収入が必要になります。 

生活を切り詰めても限がありますので、行き着くところは副収入を得ることになるのではないでしょうか? 副収入があれば、クレジットカードの借金も早く返済でき、生活が豊かになるでしょう。 

私がハワイに住み始めた頃ですから、1980年の頃のことです。あるテナントさんに連絡をして部屋を見せてもらおうとしましたが、何回電話をしても連絡が取れません。大家さんにその旨を伝えたところ、テナントさんは仕事を3つしていると聞き、驚きました。ハワイでは仕事を2つや3つ持っているのは普通だということが、住んでみてわかりました。留守電のない時代でしたので、現在とは大違いです。私も実際60歳の頃は仕事を3つしていた1人です。

今回感じたことですが、例えば夫婦2人が旅行業界で働いていると、コロナのパンデミックの時期に2人とも職を失ってしまうことになります。夫婦では分野の違う仕事に携わるべきかと思います。 

コロナの時期にお若い方にお勧めしたのは、介護の資格を取り、介護士として働くことです。これからシニアの数が増え、一人暮らしの方はある時期が来ると、何かしらのヘルプが必要になります。ウェディング業の仕事をしている50代の友達がいます。コロナ後、業界が元通りになるにはまだまだですので、その間彼女は介護士の資格を取り、頑張っています。結構楽しく仕事をしているようです。 皆さんも自分にあった副業探しをしてみてはいかがでしょうか?

(日刊サン 2023.5.31)

横江和子

親の介護がきっかけで、アメリカの長期介護や年金に興味を持ち、保険のライセンスを取得。配偶者がメディケアのパートDのペナルティーを生涯払い続けることになり、メディケアの分野を習得し、色々なシニアの医療保険会社の資格を取り、皆様のニーズに合ったプランをご紹介しています。

シニア医療保険スペシャリスト

問合せ先:[email protected]

2 コメント

  1. 「家系」ではなく「家計」のお話ではございませんか?

    • ご指摘いただき、ありがとうございます。助かります。
      訂正いたしました。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

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