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【ハワイ在住者のためのライフプランのお話】老後の貯金が底つかないために 即時年金とは?
2022年の、アメリカの平均老齢年金受給額は月$1650くらいです。日本から移住された方はアメリカで働いても、納付期間が35年に達していない方が多いのではないでしょうか。満たない年数分は0で計算されますので、受取時期は慎重に決めましょう。
実際65歳でリタイヤしても生活が大変なのが現状で、仕事があればパートで働き続けることをお勧めします。20時間のパートでも医療保険や401Kなども提供されますので、上手くご利用になれば、かなり老後の助けになります。
将来どこの国で暮らすにしても老後資金が必要になります。アメリカでは日本のような退職金制度がありませんので、ご自身が積極的に老後の対策をしなくてはなりません。アメリカの老齢年金をご夫婦が受け取っていても、どちらかが欠けてしまうと1人分になりますので、家賃や管理費を支払ったら、残りはわずかになってしまいます。
老齢年金を受け取る時期によりかなりの差が出てきますので、参考にしてください。
退職してから20~30年受け取るものですので、税金を十分納めていない方は、老後が大変になります。老後のために貯めた預貯金、IRAや401Kの一部を一生涯受け取ることができる即時年金にしてはいかがでしょうか?
即時年金は受取時期をご自分で決めることができ、早ければ翌月から遅くとも一年以内の受取を開始しすることになっています。毎月お給料のように受け取れ、生きている限り保障があるので、長生きしても底つく心配がありません。またすぐ受け取る必要がない方は口座を開けしばらく据え置いておき、時期が来たら、例えば老齢年金が一人分になった時など、時期を見て受け取りを開始することもできます。
また、INCOMERIDERを特約で付けておけば、一生涯受け取れます。
ご自宅の改築などで高額なお金が必要な時、IRAや401Kからごっそり引き出すと、びっくりするような税金がかかってしまいます。後で後悔しないように、専門のエージェントに相談するのも一考です。
(日刊サン 2022.5.4)
横江和子
親の介護がきっかけで、アメリカの長期介護や年金に興味を持ち、保険のライセンスを取得。配偶者がメディケアのパートDのペナルティーを生涯払い続けることになり、メディケアの分野を習得し、色々なシニアの医療保険会社の資格を取り、皆様のニーズに合ったプランをご紹介しています。
シニア医療保険スペシャリスト
問合せ先:[email protected]