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【ハワイ在住者のためのライフプランのお話】医療費の節約法
ハワイでは医療保険のタイプとして、HMO(HEALTH MAINTENANCE ORGANIZATION)と、PPO(PREFERRED PROVIDOR ORGANIZATION)の二つに分かれています。
退職してからはご自分でプランを選ぶことができますので(今までKAISERのHMOの健康保険を持っていた方が保険料が高いのでPPOの保険に変わることがありますが)、すべてのドクターを新たに探さなくてはなりません。
また、最近では新規の患者さんを受けないドクターが増えてきていますので、前もって探しておきましょう。
どのタイプの保険に加入してもネットワーク内のドクターを選ぶことです。ネットワーク外をご利用になると支払いが高くなります。年の途中で契約が解除されているケースがありましたので、予約の際必ずネットワークに入っているかどうか毎回確認をお勧めします。
若い時はお医者に縁がなくても、年々お世話になる機会が多くなり、薬も少しずつ増えてきます。薬もジェネリックとブランドではかなりの料金差があります。グループの健康保険からシニアの保険に変わって感じることは、薬代の料金がかなり高いようです。
シニアになって収入が限られてきている方は、お医者様や薬剤師にできるだけジェネッリク薬を処方してもらえるよう聞いてみましょう。
時には納得のいかない請求書が送られてくることがあります。カスタマーサービスに確認をし、予約の際にも確認したにも関わらず、覚えのない請求書が忘れたころに来た、ということもあります。請求書が送られてきたら、間違いがないかどうか、また納得のいかない箇所は確認しましょう。
どの保険にもPREVENTIVE SERVICEが含まれていますので、主治医と相談して、無料で受けられるサービスを積極的にスケジュールしてもらいましょう。
最近ではTELEHEATH SERVICEが提供されていますので、体の調子が悪く、外出が困難な時は利用してみてください。
高額治療費が発生した場合、TAX RETURNで控除をうけることができますので、会計士にもご相談ください。
(日刊サン 2023.3.22)
横江和子
親の介護がきっかけで、アメリカの長期介護や年金に興味を持ち、保険のライセンスを取得。配偶者がメディケアのパートDのペナルティーを生涯払い続けることになり、メディケアの分野を習得し、色々なシニアの医療保険会社の資格を取り、皆様のニーズに合ったプランをご紹介しています。
シニア医療保険スペシャリスト
問合せ先:[email protected]