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【ハワイ在住者のためのライフプランのお話】リッチな老後と厳しい老後について
ハワイに引っ越して来た時私は29歳、あっという間に40年が経ちました。どんな老後が来るのかなと思っていたら、物価はどんどん値上がりに。モゲッジの支払いが終われば、生活は楽になるかなと思えば、管理費が年々値上がって今では家賃並み。コンドの特別賦課金がいつ発生するかびくびくして暮らしていましたが、去年Home Equityを開けて、肩の荷が下りました。
リッチな老後を送っている方とは
- 年金やIRAや401Kが十分あり、充実した生活を送っている
- 生活費を年金の収入で賄えている
- 第二の収入である家賃収入やインベストメントの収入がある
厳しい老後を送っている方とは
- 受け取る年金が少なく、生活費が賄えない
- 今まで2人の収入で暮らしていたが、配偶者が亡くなって1人分の収入に、しかし出費は変わらない
- 老後も生活レベルを変えられず、高額支出が続いている
人生100年と最近では言われていますが、気候の良いハワイに住んでいる私達は長生きする可能性は高く、老後30年近くをどのように貯蓄を長持ちさせて行くかが課題です。 いかに無駄遣いをしているか考えてみると…
- テイクアウトのコーヒーやお弁当を頻繁に買う
- 通販の商品をよく買う(余計な物を買いがち)
- 収納棚が多い(物が増える)
- 定期購読など(本当に必要かどうか)
- クレジットカードでの買い物(高額な物でも手に入るが金利が高い)
- 自動車(退職後、交通の便の良い所に住んでいれば、ぜいたく品かも?)
私の知人には若い時昼夜一生懸命働き、広い敷地内に建て増しをして数件の賃貸をしていたり、賃貸のコンドを持っていたり、株投資で成功している人など優雅な老後を送っている方もいますが、1人分の年金のみで生活して、この年金は貰っても家賃で消えてしまう方もいます。
現役で仕事をしている時にきちっと税金を納めている場合と納めていない場合では、社会保障年金の受取額もかなり違います。年金は一生涯貰えるものですので、せめて平均的な額($1650)は貰いたいですね。
また、現役の方はコロナ後の対策として、メインの仕事の他にサイドの仕事を見つけることをお勧めします。自己投資をして自分に向いた資格を取るのも良いかもしれません。
人生100年と考えると、あと何年あるか? 老後資金が間に合うか?……考えなくてはなりませんね。
(日刊サン 2022.3.2)
横江和子
親の介護がきっかけで、アメリカの長期介護や年金に興味を持ち、保険のライセンスを取得。配偶者がメディケアのパートDのペナルティーを生涯払い続けることになり、メディケアの分野を習得し、色々なシニアの医療保険会社の資格を取り、皆様のニーズに合ったプランをご紹介しています。
シニア医療保険スペシャリスト
問合せ先:[email protected]