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【ハワイ在住者のためのライフプランのお話】生命保険の見直しをしましょう
生命保険は大きく分けると三つのタイプがあります。
•定期保険 Term Insurance
•ユニバーサル保険 Universal Insurance
•終身保険 Whole Life Insurance
それぞれ長所や短所がありますますので、きちっと説明を受けて、加入を考えましょう。
生命保険に加入する本来の目的は被保険者に万が一が起きた時、残された家族が困らないよう生活の維持ができるように加入するのではないでしょうか。
加入の手続きには色々な方法がありますが、どれを選んでも保険料は同じですので、信頼できるエージェントを通して、きちっと説明を受けて加入することをお勧めします。
生命保険に加入する目的には残された家族のため以外にも、長期介護を特約として付けたり、貯蓄目的にも使えますので、独身の方にも向いています。最近では銀行の金利が低いので、キャッシュバリューを増やす方法としても使えます。
何故保険の見直しが必要かをご説明しましょう。皆さんが保険の加入を考える時期は結婚、出産、不動産の購入、転職などで夫婦の収入の変化などが考えられます。40代と60代では必要な保障額が異なり、退職前には老後の対策がされていれば、大きな保障額は必要ありません。せめて葬儀費用やファイナル費用で十分です。このように加入したら、何年かに1回は見直しをしたいものです。
【過去に見直しをしたケース】
友人は1980年代にユニバーサル保険に加入しました。加入した時には95歳までの保障があると説明を受けていましたが、アップデートの設計書を依頼したら、80代で終わりになっていました。毎年明細書が送られて来ますが、どれだけの方が理解しているでしょうか? 彼女は60歳前に見直しをして、今までのキャッシュバリューを頭金にして、長期介護の特約付き生命保険に買い替えしました。
75歳を過ぎていた男性は生命保険の保険料を支払わなくて良いと言われ、何年もそのままにしていました。キャッシュバリューから保険料が支払われていましたが、キャッシュバリューが底つく寸前でした。このままにしていると、保険が無効になってしまい、続けるには高額な保険料が必要なケースでしたので、わずかなキャッシュバリューを受け取り、保険をキャンセルしました。
保険が無効になるかもしれないユニバーサル保険を持っている方は手遅れになる前に是非見直しをしましょう。
(日刊サン 2022.2.16)
横江和子
親の介護がきっかけで、アメリカの長期介護や年金に興味を持ち、保険のライセンスを取得。配偶者がメディケアのパートDのペナルティーを生涯払い続けることになり、メディケアの分野を習得し、色々なシニアの医療保険会社の資格を取り、皆様のニーズに合ったプランをご紹介しています。
シニア医療保険スペシャリスト
問合せ先:[email protected]