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【ハワイ在住者のためのライフプランのお話】ソーシャルセキュリティについて
ソーシャルセキュリティとは米国政府が行っている社会保障制度の一つです。社会保障制度には下記のようなものが含まれています。
•ソーシャルセキュリティベネフィット(老齢年金)
•DISABILITY BENEFITS(障害年金)
•SURVIVORS BENEFITS(遺族年金)
•SUPPLEMENTAL SECURITY INCOME(低所得者保障)
•MEDICARE(メディケア)
ソーシャルセキュリティの給付を受けるには少なくとも10年働いて、40クレジットが必要です。2022年は$1,510を稼ぐごとにより、1クォーターを貯めることができ、年間4クレジットまで貯められ、$6,040を稼がなくてはなりません。
ソーシャルセキュリティベネフィット(老齢年金)
受給資格は62歳からで、本人だけでなく10年以上の婚姻期間があれば、働いたことがない配偶者も受け取ることができます。離婚した方もその後再婚してなければ、受給が可能です。Full Retirement Age(満年齢)は生まれた年により異なります。
1943年から1954年生まれ……満年齢66歳
1960年以降の生まれ……満年齢67歳
それでは皆さんはどのくらい受け取っているのでしょうか? 35年がベースになっていますので、日本から来たなどで35年に達していない方は全体的に少ないのが現状です。アメリカは日本のような退職金もありません。ご自分で積極的に老後の対策として、会社から提供されていれば401Kなどを利用しましょう。提供されていなければ、個人でIRAを利用し、備えておかなければ老後をハワイで暮らすのは大変です。
2022年平均受給額……$1,657
2022年最高受給額……$3,345 70歳……$4,194
障害年金
老齢年金を受け取る前にDISABILITYになった場合、障害者の申請は保険会社の条件より厳しいようです。
遺族年金
ソーシャルセキュリティタックスを納めていた方が亡くなると、一時金として$255が支給されます。残された配偶者が60歳になれば受け取ることができます。60歳に達していないと支給されないので、貯蓄のない方や年の差のあるご結婚の場合、掛け捨てタイプの生命保険などに加入しておくなど、60歳になるまでサバイブできるような対策が必要です。
(日刊サン 2022.2.2)
横江和子
親の介護がきっかけで、アメリカの長期介護や年金に興味を持ち、保険のライセンスを取得。配偶者がメディケアのパートDのペナルティーを生涯払い続けることになり、メディケアの分野を習得し、色々なシニアの医療保険会社の資格を取り、皆様のニーズに合ったプランをご紹介しています。
シニア医療保険スペシャリスト
問合せ先:[email protected]