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【ハワイ在住者のためのライフプランのお話】退職後の貯蓄を長持ちさせる方法
今回お話しすることは、特にこれからソーシャルセキュリティを受け取る方はぜひ参考にしてください。
私達はこれから先何年元気でいられるかわからないので、予想外に長生きした時困らないようにすることが大切です。ふつうはお金の話はしないので、一体皆がどれくらいのソーシャルセキュリティを貰って生活しているかもわかりませんが、アメリカの2022年のソーシャルセキュリティの平均支給額は$1,657です。
理想は生活費の40%に当たる額と言われています。それではこの足りない分はどこから補うかということになります。401K、IRA、ROTH IRA、その他の収入(パートやフルの収入、家賃、個人年金など)などが考えられます。
アメリカでは日本のような退職金がないし企業年金を提供してくれる会社も少なくなって来ているので、個人で積極的にお金を貯めなくてはなりません。ハワイで暮らせなくなり、日本へ帰国してもまとまった貯蓄は必要です。
ソーシャシャルセキュリティは35年がベースですので、出来る限り長く働くことです。35年に達していなければ、足りない分は$0で計算され、35年を超えていれば、高い35年を取って計算されますので、健康であれば長く働くことです。
これは私が実際試した経験談です。65歳を過ぎても、働き続けて収入を得て、401KやIRAに一部を貯蓄し、会社からグループ健康保険を貰い、ソーシャシャルセキュリティの受取を遅らせるだけで、老後の資金はかなり長く持たせることができます。健康保険の経費だけでも月$200~$300の節約になります。
7年間の401Kは$100,000になっていました。ソーシャシャルセキュリティは66歳でもらわず70歳から受け取り始めたら、なんと$1000増えていました。
現在時間のある方は趣味を生かした副業を見つけることをお勧めします。知人で朝から晩までご主人と一緒にいることが苦痛で、ネールとフェイシャルの資格を取り、週数回働いて、お小遣い稼ぎができ、喜んでいる方もいます。
毎日10000人がシニアの仲間入りしていますので、コロナ後の仕事を探しているなら、介護の仕事は常に需要があるかと思われます。
(日刊サン 2022.1.27)
横江和子
親の介護がきっかけで、アメリカの長期介護や年金に興味を持ち、保険のライセンスを取得。配偶者がメディケアのパートDのペナルティーを生涯払い続けることになり、メディケアの分野を習得し、色々なシニアの医療保険会社の資格を取り、皆様のニーズに合ったプランをご紹介しています。
シニア医療保険スペシャリスト
問合せ先:[email protected]