春がきた!
アロハ! お元気ですか?
ここマノアは、少しまだ寒い日が続いています。でもmanoaマーケットプレイスの近くに生えている梅か桃か、何かそんな感じの花が咲いています。幹が桜に似ていますが花が違う。とにかく春が来ているのだなぁ、と実感。先日は銀木犀が咲いていて、子供の頃に遊んだ公園を思い出しました。香りというものは、その昔の記憶も運んでくるようですね。
先日はお雛祭りでした。お雛様と言うのも子供の頃によく分からずのまま雛壇の前に座ってご飯を食べたりしたことがあります。田舎の祖父母の家に行った時にまだ飾ってあって、それは祖母のものだったのでかなり古いものでした。今思えば大きな立派なのでしたね。その前に向き合って座って一人でご飯を食べてたのを思い出します。みんなはテーブルについていたのですが、私一人なぜだかその前に座りたくてそうしたのを覚えています。でも思い返せば、3月3日はまだ春休みになってなく、私が祖父母の家に行ったのは春休みになってからなので、きっと私たちが遊びに行くのを待っててくれたのでしょうか。それ以来、あまり意識して雛祭りのお祝いを記憶していませんでした。が、去年知り合いに双子の女の子が誕生し、初雛祭りをお祝いしましょう! ということになりちらし寿司を作りました。
去年から行事が少なくつまらない毎日が多かったので、少し楽しいことをしようと思い、声をかけたら乗ってくれました。ありがたい。子供たちはまだ何も分からないほど小さいのですが、一応ほんの少しオシャレに可愛いお洋服を着せてもらい、お寿司を前に記念撮影。しかし生まれたばかりのこの子たちにはまだ食べられません。二人には始まったばかりの離乳食のおかゆとニンジン。ちらし寿司は私たち大人用。やはり手間暇かかるけどちゃんと作ると美味しさも倍増。それにお母さんもいらしてるので賑やかで、私からするとある意味羨ましい限り。ほんの少しだけ、賑やかで楽しくもあり、大変でもある1日を共有してもらいました。
世の中って、何が起こっていようと必ず時間が通り過ぎて行って、毎日の生活がそこにある。生きている限り、仕事があるなしにかかわらず、生きるということがなされている。去年一年のこともなんだか終わりが近づいてきているようです。私たちの生活を一変させてしまうほど強力な出来事ですが、新しい命が誕生し、それぞれの“生きる”が始まったようです。
人間も自然の一部、春も来れば冬もある。グルグル回ってその中でいろんな事柄が起きている。起きていることが大切なのか? それとも生きることが大切なのか? ベースに戻ってしっかり生きたいですね。
自分のエキスパートになる No. 40
名前はKuro. 少年のようなおばさん。マノアの奥に住んで何十年。自然が大好きで仙人のような時もありますが、やはり普通が一番だと思っています。撮影やイベントのコーディネーター、瞑想教師、ウェルネスコーチングなどを生業に、日常のなんでもないことに感謝して、ハワイで楽しく生きています。
ウェブサイト www.wonderkuro.com
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