習慣
アロハ! お元気ですか?
習慣、といっても続けられるものと続けられないものがあります。小さい頃から身についていることは自然にできます。例えば歯磨きがそうですね。生まれ持ったものではありませんが、小さい頃に習慣づけされるので当たり前のように毎日します。それ以外に何かありますかね? あ、食べることかな? 食べることもやはり小さい時からの習慣、というか生まれた時からの習慣で死ぬまで食べ続けます。お風呂に入る、あるいはシャワーを浴びること。寝たり起きたりは、これには入りません。パソコンになぞらえると寝たり起きたりは買った時点で内蔵されているもの、歯磨き、お風呂、ご飯を食べるのは、アプリかな。
この続けている習慣が、私たちの生きている人生においてとても大きな役割を果たします。大したことはないのですが、これがあるなしで自分へのメンテナンスが違ってきます。身体のメンテナンスをするだけで、実は心の方もいい状態に保ちやすいのです。
コロナの影響で、去年からほぼ1年誰とも会うことなく、たまに話すくらいで、仕事の復帰の目処もたたずどうしたものかと不安な毎日があると言えばあります。
そんな中、この習慣があることで助かっています。もちろん歯磨きはしますが、食事は食べるだけでなく、作ることも始めた私にとって、毎日の食事は厄介なことでした。買い物に行くとあれこれ並びすぎていて買うものを忘れてしまいどうだっていいものを買って帰ったり。書き留めて行っても、目に映るもので迷ってしまい何も買わずに帰ってきたり。私にとって食事を作ることはものすごく大変なことな訳です。でもそれもだんだんと習慣化されてきてスムーズに。食べる方はいつでもよくできるので問題なし。
人と会わなくなって久しくなると自分のことがよくわかってきます。と言うか、自分と向き合う時間ばかりで、いいも悪いもありません。気分が上がったり下がったりも当たり前にあります。そんな時、この食事を作って食べたり、毎日シャワー浴びたり、もちろん歯磨きしたりという大したことはないのですが、習慣化した行為があるだけで毎日が過ごせたのはありがたいこと。特に気分が落ちた時に美味しいものを食べるように努めましたね。そうすることでお腹だけでなく、感覚的にも満足でき気分が落ち着きました。
また私はここ30年ほど瞑想も習慣にしているので、おかげ様で、何か起きてもそれもまた去っていくということが受け入れやすくなり、起きたことに拘って止まらなくなっています。“もののあわれ”というやつですかね。
人生いろいろありますが、あまり無理せず、軽く流せるようにしていたいものですね。
自分のエキスパートになる No. 39
名前はKuro. 少年のようなおばさん。マノアの奥に住んで何十年。自然が大好きで仙人のような時もありますが、やはり普通が一番だと思っています。撮影やイベントのコーディネーター、瞑想教師、ウェルネスコーチングなどを生業に、日常のなんでもないことに感謝して、ハワイで楽しく生きています。
ウェブサイト www.wonderkuro.com
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