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【誰も教えてくれなかったフットケア】最終回:自由人間の皆さまへ
このコラムは、「足が痛い」「靴擦れする」「あまり歩きたくない」とお悩みの方に、何かのきっかけで、必要な方に「楽になるヒント」をお伝えできれば良いなと思いながら書いておりましたが、今回が最終回となります。少しでもご自身の足に関心を持って頂けたら嬉しいです。
ハワイも急に寒くなり始め、朝6時だと外は真っ暗ですね。私は、起きるのが辛くギリギリまで寝ています。「あと少しだけ」と寝るのが今の楽しみでもあります。皆様は早起き出来ていますか?
今年でハワイに住み始めて23年が過ぎました。住み始めた頃は、英語もわからないし、全てにストレスを感じていましたが、今では、生活にも慣れ、自分で出来る事も増えました。不自由な事も多いはずのハワイ生活ですが心地良く感じています。なぜならば「人が好きで、一人で過ごすもの得意な自由人間」に囲まれているからかもしれません。
自由人間は自分勝手の真反対で気を使います。迷惑をかけたくないと全部自分でやってしまいますし。いつまでも誰にも気をつかわず、「好きな時に好きな所へ自分で行ける」のが理想です。その為に、私は足を鍛えておこうと思います。
自由人間気質の方はとにかく動きましょう!
歩行には体のあらゆるシステムがかかわっています。歩くという動作は筋力、バランス、柔軟性が養われます。何時間も座りっぱなしでいた日は体中が痛くなっていませんか?案外、出かけた日は関節炎が気にならないはずです。
もちろん、体が弱い方は自分が出来る範囲の運動で良いですよ。
ウォーキングに行かなくても、少し動いて、ヨガの「猫のポーズ」が出来れば最高です。
靴も腰が痛くて、ひもを結ぶのが無理なら仕方ありません。ただ面倒だからと緩めて履いているのなら、きちんと結びましょう。足や、ひざや股関節がもっと面倒な事になってしまいますよ。
私が、これまで足や靴の事をお伝えするきっかけになったのは、足のトラブルケア方法を学んだ時に、履物や履き方、歩き方が問題の原因だと知ったことです。その事を教えてくれた先生に、「ハワイだと、主にサンダルを履いている方が多いから、改善させるのが困難だ」と言われた事がショックだったのと、すぐに靴の事をハワイの方に伝えなくてはという使命感でいっぱいになりました。実際、私一人が頑張ったところでは伝えきれていませんが、読者さまや、ご家族の方のお一人でも、靴を見直すきっかけになれていたら嬉しいです。