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【誰も教えてくれなかったフットケア】大切な足の爪のお話
このコラムは、「足が痛い」「靴擦れする」「あまり歩きたくない」とお悩みの方に、何かのきっかけで、必要な方に「楽になるヒント」をお伝えできれば良いなと思いながら書いています。少しでも多くの方の靴や足のお悩みに役立てれば幸いです。
足の爪のトラブルは日常生活の中で、自分自身が招いている事が多いってご存じでしょうか?爪は歩くときに、指でしっかり地面を蹴い、爪先を保護をし、正しく歩くために大切な役割を果たします。
足の爪にこんなトラブルはありませんか?
丸く皮膚に食い込む「巻き爪」
爪がカキの貝殻のような見た目「爪甲後湾症」
指先に化膿や炎症を起こす「陥入爪」
主な足の爪のトラブルの原因
巻き爪…爪の角を丸く切ってしまうと、爪の端の部分を周りの皮膚が覆いかぶさり、爪の成長を妨げたり、皮膚に刺さったりします。
爪甲後湾症…登山や、爪の上に物を落としたり、爪がはがれた後、爪が浮いたり、変色したり、変形します。痛みもないため、そのまま過ごす方が多く、普通の爪切りでは手に負えないほど固く分厚い状態になります。
陥入爪…爪が皮膚に覆われています。爪切り時に陥入爪は肉眼で確認しにくいため、切り過ぎたり、角にとげを残しやすく、切り残したとげが刺さって傷口から細菌の感染がおこりやすくなります。
このコラムの読者様なら、ここまでは何となくわかっておられると思います。
今回は、「正しい歩行ステップで爪のトラブルを解消する方法」をお伝えします。
それは、足裏にある「足底筋膜をしっかり動かす」歩行をする事!結論、足指をしっかり使って歩けなければ、爪のトラブルは解消しないのです。
正しい歩行に必須の靴選びで大切なポイントは、紐で調節が出来るスニーカーです。必ず靴下を着用して、靴の中で足が泳がない状態にして歩いてみましょう。歩く事が、腱や靭帯を伸縮させ、足裏が柔らかくなり、地面を蹴る力もついてきます。一日中立ち仕事の方や、座りっぱなしの方は、まずは週1回、少しの時間でもスニーカーで歩いてみましょう。足裏の腱や靭帯が伸びっぱなし、縮みっぱなしになるのを予防できます。
靴のつま先に当たった爪が欠けたり、割れたり痛い方は、まずは正しい歩行が出来るスニーカーを選んで、大切な爪を守って行きましょう!