このコラムは、「足が痛い」「靴擦れする」「あまり歩きたくない」とお悩みの方に、何かのきっかけで、必要な方に「楽になるヒント」をお伝えできれば良いなと思いながら書いています。少しでも多くの方の靴や足のお悩みに役立てれば幸いです。

　足が乾燥したりカサカサ踵になるのと同じで、手もカサカサしたり、治らない手荒れで指先にあかぎれができます。病院に行くほどではないけれど、早く治したいですよね！

　手荒れが酷くなる原因と対処法、お食事とすぐにして頂きたいお手入れ法をご紹介します！

　手荒れの主な原因は、乾燥です。乾燥しやすいこれからの季節、頻繁な手洗いや手の洗浄によって、皮膚が乾燥して荒れてしまいます。でも、ここ数年は物理的な刺激、消毒液をつけて手を摩擦したり、過度にこすったり、これが原因になっている気がします。

　特定の食品以外に、化学物質に対するアレルギー反応で、手荒れを引き起こすことがあります。消毒液も成分がすべて同じではありません。種類によっては、アレルギー反応が出る方もおられます。ジェル状、液体、アルコールあり、アルコールなしなど、何かに反応しているかもしれないと思って調べることも、手荒れを治す一つの方法です。

　手荒れの対処法は適切な保湿です。日中の保湿が難しい方は、夜だけでも良いので、指回りにオイルを使用し、手を保湿することが重要です。使用するのはキューティクルオイルや、私のおすすめは馬油です！

　手袋の着用もお勧めです。洗剤や化学物質に触れるときに手袋を使用する以外にも、段ボールの箱を開けたり、重い荷物を運ぶような時にも手を保護することが大切です。

　過度に頻繁な手洗いは手荒れを悪化させることがありますが、一番の手荒れの原因は濡れたままの状態です。手を洗った後にきちんと水分を拭きとる事が重要です。

　食事は皮膚の健康にも影響を与えます。バランスの取れた食事に栄養素を取り入れることで、皮膚の健康を支えることができます。

　大豆、黒豆、アーモンドなどのナッツ、赤身の牛肉や鶏肉、サケ、マグロ、サバ、キウイ、ブロッコリーなど、身近にある食品を意識して摂取することで、手荒れを改善するのに役立つでしょう。ただし、手荒れが続く場合は、専門家のアドバイスを受けることがおすすめです。