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靴選びはサイズの選定が決めてな訳
靴選びはサイズの選定が決めてな訳
このコラムは、「足が痛い」「靴擦れする」「あまり歩きたくない」とお悩みの方に、「あの痛みの原因」を知ってもらったら少し楽になるよとお伝えしたくて書いています。
どうなるのか? と思っていたオリンピックも選手団の素晴らしい活躍で、無事に閉会式を迎えました。そんなオリンピック観戦も、職業柄、競技別の筋肉のつき方や、足の着地の仕方に注目していました。
でも、一番楽しみだったのはオリンピックの開会式の演出や、日本代表選手が開会式でどんな正装で入場されるのかです。開会式ではサイズがばっちり合ったジャケットとパンツで皆さんビシッと決められていてとてもカッコよかったですね。メーカー側が「何としてもカッコよく着こなして欲しいという願い」からお一人ずつ採寸したそうです
アスリートの体型は、筋肉のつき方など、既成の型紙では対応できなかったとのこと。他にも表には見えませんでしたが、陰ではさまざまな協力があってのオリンピック。開催に賛否はありましたが、良かったなと思いました。
読者の皆様は足のサイズを測ったことがありますか? 靴だって、お一人お一人サイズが違うのに既製品の靴を選んで履いています。サイズが合わない靴を履いているから足が痛いのかもしれませんよ。おしゃれは我慢することじゃありません。
足のサイズの採寸はそんなに難しくありませんが、「足幅」を間違えている方が多いように感じます。
本当は細目の足の方も、アーチが下がって横幅があるように感じて、必要以上に幅の広い靴を選んでいます。横幅の調節ができるような紐靴や、ベルクロデザインが理想的です。
そして、痛みがないので見逃しがちな「爪のお悩み」もサイズが合っていない靴が原因で起こる足のトラブルです。爪が変形する、変色する、ひび割れする、生えてこない、ボロボロになっているなどの症状は、乾燥、血行不良、水虫、ストレス、老化が原因と言われています。体が何かの異変を起こし始めているサインです。
サイズの合っていない靴では、理想的な歩行ができないため、血行が悪くなってしまったり、爪先が靴に当たって、爪が変形したり、爪が痛くなって歩行に変な癖がついてしまったりします。体の不調は何か一つの原因ではなく、複合的に引き起こすことが多いのですが、一つずつ原因を取り除いて元の元気な状態に戻していきましょう。
大事な体の一部の爪の症状の中には、病気の発症をお知らせしている事もありますので、ケアしても改善しないときは医療機関での診察を受けましょう。
いつまでも元気で過ごせますように!