このコラムは、「足が痛い」「靴擦れする」「あまり歩きたくない」とお悩みの方に、何かのきっかけで、必要な方に「楽になるヒント」をお伝えできれば良いなと思いながら書いています。少しでも多くの方の靴や足のお悩みに役立てれば幸いです。
「結果」には「原因」があり、「経緯」を経て生じます
いつも頑張って運動しているのに、望む結果が得られないと感じていませんか？ まずはあなたの悩みが、なぜ解決できなかったのか？ そこには「原因」があるはずです。一度振り返ってみましょう。
運動しているのに痩せないという方は、靴の履き方、身体の動かし方、歩き方を間違っているのかもしれません。
足にお悩みはありませんか？ 「どこへ相談しても靴が合わない」「ずっとタコや魚の目がある」「何をやっても冷えが治らない」などなど。悩みを抱えたまま運動しても、痩せにくいし、疲れが出るだけで続かなくなります。
このような靴を好んで選んでいませんか？
「脱ぎ履きしやすい」という設計がされている靴は、歩いていても脱げやすい傾向があります。しかも脱げやすい靴を履くことで、浮き指のトラブルを引き起こしてしまいます。
さらに、浮き指は巻き爪の原因となります。浮き指があると、足の指に力が入りにくく、下半身を支えるための力が発揮されず、お腹にも力が入りません。そのため、腰痛やポッコリお腹の原因となってしまいます。
また、浮き指の状態では常に身体が後ろに傾いているため、骨盤が前傾しないので姿勢が悪くなります。
この問題は深刻でありながら、多くの人達は気づいていません。フットケアサロンには、過去によく履いていた靴が原因で外反母趾になったと感じる方も多くいらっしゃいます。しかし、脱ぎ履きしやすい靴は既に暮らしに浸透しており、単に「身体に悪いから排除しよう」としても簡単にはできません。靴を製造・流通・販売する事業が確立されており、多くの人々がその生業に従事しているからです。
今の私にできることは「これまで疑われることもなかった問題が、健康に影響を与えているという現実を広く知って頂くこと」だと思い、毎回、記事にしています。足の問題は大人だけではなく、心と体が成長する子供たちにも、興味を持って頂けたら嬉しいです。
どんなことでも正解は一つではありませんので柔軟になっていきましょう！
