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【誰も教えてくれなかったフットケア】歯と足の健康
このコラムは、「足が痛い」「靴擦れする」「あまり歩きたくない」とお悩みの方に、何かのきっかけで、必要な方に「楽になるヒント」をお伝えできれば良いなと思いながら書いています。少しでも多くの方の靴や足のお悩みに役立てれば幸いです。
昔から私の周りでは「足と歯の健康には密接な関係ある」と聞いたことはありましたが、最近はよく知られるようになりました。体のほかの部分と同様に、どのような関係があるのかを、初めて聞いたという方のために具体的に説明します。
【姿勢とバランス】
足にトラブルがあると、歩行や立ち上がりなどの動作に支障をきたし、姿勢が崩れます。それに伴い、歯並びの歪みやかみ合わせの不良などが生じることがあります。顎が痛い、入れ歯が痛いなど口や歯に問題が出ている場合、関係のある足の指のバランスを同じように整える必要があるかもしれません。
【口腔内の問題と疾患の関係】
足に歪みがあると、骨盤が歪んだりして正しい歩行ができなくなります。歩行する時に使うふくらはぎの筋肉が影響する循環機能が低下し、身体の免疫力も低下します。免疫が低下すると口腔内の細菌や、病原体に感染しやすくなり、歯周病菌や虫歯、口内炎など炎症を引き起こす事があります。
足の健康状態が悪いと栄養素の吸収が低下するため、歯や骨の健康に必要なカルシウムや、ビタミンDなど栄養素が不足し、歯や骨の健康に影響を与えることがあります。
以上のように、足と歯の健康には密接な関係があります。定期的な歯科検診や、適切な運動や、栄養バランスの取れた食事、ストレスを減らすなど、健康的な生活習慣を維持することが大切です。
私の場合、外反母趾が酷かった時代にストレスによる食いしばりがありました。同じ方の歯でかみしめ続け歯が削れやすくなり治療しても何回も同じところが割れていました。現在は、外反母趾を克服し(靴と履き方)歯が割れなくなりました。まだ、半分の歯は残っていますので大切にしたいと思います。
自身の経験ですが、歯の治療と同時に足のバランスを整える必要性を感じています。
【では、実際に何をすればよいのでしょうか?】
①爪を切り過ぎず、伸ばし過ぎない、適切な長さを保つ
②靴は、自分の足より大き過ぎないサイズを選び靴ひもをしっかりと結んで履く
③毎日、長時間、ビーチサンダルで過ごさないようにする
ハワイ生活では、靴を正しく履く習慣がおろそかにされがちですが、できることから始めてみましょう!