歩き癖は直した方が良い?
このコラムは、「足が痛い」「靴擦れする」「あまり歩きたくない」とお悩みの方に、「あの痛みの原因」を知ってもらったら少し楽になるよとお伝えしたくて書いています。
私事ですが、前回のコラムで園芸を始めたお話の続編です。なんと今日、オクラが2つ育っていました。初回はお水を上げ過ぎて失敗したので、今回は水はけの良い二層タイプの植木鉢にして、それが良かったのかもと思っております。ただ、イチゴの苗は枯れてしまいました…。どなたか育て方、教えてください。
失敗したら原因を見つけて改善するのは、園芸だって、足だって同じ(と無理やりこじつけましたが)歩き癖が原因の足トラブル改善のために簡単なチェックをしてみましょう。
•靴の踵の外側だけが減る…靴の履き方が緩いのかもしれません。しっかり紐やベルトで甲を支えて踵と靴が離れないようにしましょう。
•手足が冷える…靴の中で足が前に滑ったりしているのが原因で、足指が地面につかず、すり足気味に歩いているのかも。滑りにくい靴下(コットン混)や五本指靴下を履いて、足指をしっかり使って歩きましょう。血液循環が良くなれば、冷え性改善につながります。
•ハンマートゥや外反母趾がある…アーチが低くなっているかもしれません。足に合わせたインソールを入れると踵がぶれず、あおり運動がスムーズになり歩きやすくなりますので、親指への負担が軽減します
•身体が硬い(特に股関節)…スリッパとか、楽に脱ぎ履きできる靴を選んでいませんか? 足のつま先にスリッパを引っかけ、前足部(足の前の方)に体重をかけ、ずりずり引きずって歩く前かがみの姿勢は、開張足という足の変形も引き起こします。脱げにくい足にぴったりフィットした靴を選ぶようにしましょう。体が曲げづらいからと楽な靴を履いているのが原因で、腰から足先までの筋肉を緊張させ続けるのは悪循環です。
ではどのように歩くのが正しいのか?
かかとから着地し、つま先でしっかり地面を蹴って進むように心がけます。ポイントは体重移動です。最初に出した足に体重が乗りきってから、反対の足を浮かせるぐらいの感覚です。
歩き癖を改善すと、足のトラブルを回避できます。お家で、椅子などにつかまり、イメージトレーニングしながら体重移動ができるように何度も練習してみましょう。