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誰も教えてくれなかったフットケア 痛みのない足を目指して!

【誰も教えてくれなかったフットケア】外反母趾にならないために 2022年

 このコラムは、「足が痛い」「靴擦れする」「あまり歩きたくない」とお悩みの方に、何かのきっかけで、必要な方に「楽になるヒント」をお伝えできれば良いなと思いながら書いています。2022年も少しでも多くの方の靴や足のお悩みに役立てれば幸いです。

 足のトラブルで悩むあなたは「痛いけれどたいしたことはない」「多少の痛みは仕方がない」と思っていませんか?

 我慢するのはもう終わりです。今からでも遅くはありませんので痛みの原因を知って対策をしましょう。病院に行くほどではないからとそのままにしがちな足のお悩み「外反母趾」は、我慢していても治りません!

 「手術をしたほうがいいと思っているけれど、何週間か歩けなくなると友人に聞いたから」と結局何もせず何年も、何十年も痛みを我慢したり、遺伝だから仕方ないと諦めているそこのあなた! 「若いころに比べて土踏まずがなくなってきた」「足が幅広になってきた」「足のサイズが大きくなった」など年齢と共に足の形が変わってきた自覚がある人は要注意です。早目に対策をして、なんとか痛みから逃れましょう。

 コロナ渦の影響で、外出する機会が減ってしまった方も多いでしょう。気が付いたら楽な靴ばかり履いていて、お気に入りの靴は痛くて履けない状態になってしまっていませんか?

 楽な靴は立ち方や歩き方の悪い癖が出やすく、加齢に伴い筋力が衰え、じん帯がゆるみ、横アーチが崩れて偏平足になった結果、靴擦れを起こします。その靴擦れの原因が「靴が当たって痛いから」と、大きめサイズの靴や、紐やベルトを緩めて履こうとするその発想こそが、さらなる足のトラブルの引き金になっています。

踵をしっかり支えるデザインの靴を履きましょう

 足の踵は踵骨(しょうこつ)距骨(きょこつ)という骨が2階建ての家のように重なって成り立っています。この骨は歩く度に左右に動き、体のバランスを保っているのです。この左右の動きを専門家は回内(かいない)、回外(かいがい)と呼びます。足のトラブルの多くは、この回内、回外のどちらかが大きい時に起こります。そのことを過回内(かかいない)、過回外(かかいがい)と呼びます。

 靴の裏側を見たとき、踵のどちらかが極端にすり減っている方は、過回内か、過回外の症状が出ています。このような症状は、踵のしっかりとした靴を履くことでトラブルが解消したり、事故や怪我を未然に防ぐことができます。

 着脱に時間がかかりますが、踵をしっかりと支える靴を選んで、痛くない足を目指しましょう。

誰も教えてくれなかったフットケア 痛みのない足を目指して!No.98

トラブルフット専門家 比嘉 由希子

自身の足のトラブルがきっかけで巻き爪や外反母趾などのメカニズムに興味を持ち、歴史の長いドイツ式フスフレーゲのライセンスを習得。原因から改善策までの提案を行っています。現在ハワイではマッサージセラピスト、ネイリストの技術を駆使し、多くの爪や足の悩みに向き合う日々です。

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