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【誰も教えてくれなかったフットケア】正しい爪の取り扱い方
このコラムは、「足が痛い」「靴擦れする」「あまり歩きたくない」とお悩みの方に、何かのきっかけで、必要な方に「楽になるヒント」をお伝えできれば良いなと思いながら書いています。今回は手の爪のお話です。
最近お客様から、爪の正しい切り方について、「指と同じ長さにするのよね?」と大正解をおっしゃるのを聞き、よくご存知だなと驚いていたら、なんとテレビでやっていたそうです。それだけ、ネイルケアに対して関心が高まってきたようで嬉しいです。ネイリストなら知っているけれど、一般には、教えてくれる場所もない「正しい爪の長さや取り扱い方」。テレビで観た方も、見逃がした方もご一緒に、復習してみましょう。
爪の長さは指先と同じ長さにするのが正解です。指の骨は指先まではないので、指に力をかける時に、圧迫してくれる爪が必要なのです。深爪だと指に力がうまく入らず、物を落としたりする原因にもなります。
1.爪を正しく切ると肌荒れが改善する
指先がささくれたり、ひび割れで痛い、肌荒れでお悩みの方は、深爪が原因かも。爪を指の長さか、それ以上の長さに整えると爪が指先を守る道具になってくれて、肌荒れが改善します。
2.運動能力が向上する
爪の長さがあると指先に力が入ります。深爪だと指先の爪が無い部分の肉がもりあがって、そこから力が逃げてしまいます。正しい長さの爪には爪圧がしっかりとかかるので、指先に力を使う職業やスポーツをされる方でなくても爪の長さを指先に合わせることで力が込めやすくなります。
3.仕事のストレスが軽減する
日本の化粧品会社の研究でネイルカラーの塗布の有無でストレスの軽減効果を測定していました。高齢者福祉の現場でも、ネイルを施すことで笑顔が増え、問題行動が大幅に減る効果が報告されているようです。爪がきれいだと、気分が上がるということが証明されています。
4.足の深爪は要注意!
足指の陥入爪を防ぐには、爪の長さも形も重要です。長さは指先と同じぐらいで横一直線の四角い形にカット、やすりで角に丸みをつける。ポイントは、角を切りすぎないこと!
爪は、3重層になっています。一度に切ると大きな衝撃がかかり、上の層がはがれて「二枚爪」になってしまいます。一度に切る量を少なくして、爪切りの端を使って、ちょこちょこ切り進めると良いです。切った後は、やすりで滑らかに整えましょう!
少しでも生活のヒントになれば幸いです。