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【誰も教えてくれなかったフットケア】こむらがえりが増える季節
このコラムは、「足が痛い」「靴擦れする」「あまり歩きたくない」とお悩みの方に、何かのきっかけで、必要な方に「楽になるヒント」をお伝えできれば良いなと思いながら書いています。少しでも多くの方の靴や足のお悩みに役立てれば幸いです。
ハワイの去年の2月って、こんなに寒かったかなと思うほど、毎日底冷えしています。寝ている間に突然こむら返り(足がつる)が痛くて悩まされている方も多いのではないでしょうか。
その原因と、寝る前にできる対策などをご紹介します。
こむら返りになる原因とは?
こむら返りとは、寝ている間に突然足が痙攣(けいれん)を起こす状態のことです。激しい痛みが出ますが、しばらくすると痛みは治まります。なぜ運動中でもないのに足がつるのでしょうか? 原因は様々ですが、疾患以外に考えられる原因は、冷え、脱水、筋肉の使い過ぎなどです。
1.冷え対策をしっかり行いましょう
どうしても足先が冷える時は、靴下を履いて寝ましょう。靴下の素材は、シルクとコットンが汗を吸収して保温効果もありますのでお勧めです。モコモコ靴下は見た目は暖かそうですが、ナイロン素材ですので汗を吸わず、濡れた状態になってしまうと冷えの原因になってしまいます。
2.こまめな水分補給を心がけましょう
寒い時期はあまり喉も乾かないので、特に水分不足になりがちです。体は、脱水状態だと血行不良になり、こむら返りを起こしやすくなります。朝起きた時、日中、入浴前後、寝る前、など意識的に水分摂取を心がけましょう。
3.ふくらはぎのポンプを動かしましょう
ふくらはぎは第二の心臓と呼ばれています。足の末端まで流れて来た血液は、ふくらはぎの筋肉運動によって、心臓へと戻っていきます。筋肉がポンプのように動くためには、歩くという動作が一番なのですが、寝る前ならベッドの中でもできる、足首や、足指の曲げ伸ばしのストレッチが効果的です。
寒いと外出も減り、家にいる時間が増えていませんか? 日中、椅子にもたれて座りっぱなしの生活では、体のあちらこちらが痛くなってきます。ふくらはぎが固くなっていたり、足がパンパンに腫れたりしていたら要注意です。どこか、病気なのかな? と心配する前に、運動不足かもと、生活習慣を見直しましょう。適度な運動を心がけ、血行不良を予防して、今夜はつらない足でぐっすりと眠りましょう。
人間は寝ている時以外は、立っている、歩く、座る動作はいつも足が地面に着いています。そんな必要不可欠な大切な足をしっかりと包み込み、あなたを支えてくれる頼もしい靴を選んで、運動不足に気を付けて2023年も元気で過ごしましょう!