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【誰も教えてくれなかったフットケア】未病って何?
このコラムは、「足が痛い」「靴擦れする」「あまり歩きたくない」とお悩みの方に、何かのきっかけで、必要な方に「楽になるヒント」をお伝えできれば良いなと思いながら書いています。少しでも多くの方の靴や足のお悩みに役立てれば幸いです。
私が通っているジムでも、新年早々はマシンに空きが無いほどの人であふれていましたが、今週は既に半分以下に減少していました。「今年は毎日ウォーキングをするぞ!」と目標を掲げた方も多いと思いますが、皆様は続いていますか? これを聞いて「ドキっとした」なら、まだ間に合います。今年は未病を目指し、運動不足の改善を試みましょう!
次の項目に該当したなら、足腰が弱ってきているサインです。
- 家の中でつまづいたり滑ったことがある
- 階段を上るのに手すりが必要
- スーパーでお買い物をして持ち帰るのが困難
- 片足で靴下が履けない
- 家事をするのが困難
- 長く歩いていられない
全て該当した方も多いのではないでしょうか? その他には自律神経の乱れや、代謝が悪くなり始めたというのも「自分の知識と努力で防げる」代表的な症状です。
まだ体からの「助けてー」という声が小さなうちに改善策を取ることをお勧めします。
足腰が弱くなってきた原因
- 足裏から脳に伝わらなく、踏ん張る筋肉を使わずに過ごしてきた
- ロック歩行(靴の中で足が泳いでしまわないように無意識に足の指を反らせたり、足の指を曲げてしまう歩き方)
- 先の細い靴など、靴のサイズが足に合っていない
靴のサイズが合っていないと踵から足指までのあおり運動ができない環境にあります。アーチが下がり、浮指になり、踏ん張る力が弱く、足先が地面をまっすぐ蹴ることができません。このようなお話をすると「裸足なら良いのでしょうか?」と聞かれます。もちろん、家の中では良いですが、外を裸足で歩き回って生活することはできないので、やはり靴選びは重要です。
ぴったりした靴が、サイズの小さな靴だと思っている方も多いのですが、ワンサイズ下げるという意味ではありません。横幅のぴったりした、甲に支えがあり、紐やベルトで調整可能なものがお勧めです。
靴選びの次は、中に履く靴下も重要です。五本指靴下か、足が靴下の中で滑らない素材を選んでください。フットカバーのような靴下は、指先が閉じてしまい歩行には不向きです。
人間は寝ている時以外は、立っている、歩く、座る動作はいつも足が地面に着いています。そんな必要不可欠な大切な足をしっかりと包み込み、あなたを支えてくれる頼もしい靴を選んで、運動不足に気を付けて2023年も元気で過ごしましょう!