このコラムは、「足が痛い」「靴擦れする」「あまり歩きたくない」とお悩みの方に、何かのきっかけで、必要な方に「楽になるヒント」をお伝えできれば良いなと思いながら書いています。
2022年も少しでも多くの方の靴や足のお悩みに役立てれば幸いです。
今年のハワイのお正月は大雨からのスタートでしたが、ご家族でゆっくりされましたか? 年末年始にかけて、ご実家に帰省を予定されていた方も、今年はキャンセルされハワイで過ごした方も多かったのではないでしょうか。
レストランから予約販売だったお節料理も需要が増えたのか、早く売り切れに。今年はお家で過ごされた方も多かったのでしょう。
新年めでたく街中に賑わいが戻って欲しい気持ちもあるけれど、その反対に「いやまだ、気を緩めてはいけないんじゃないか」という気持ちの残る新年を迎えました。
年末年始であいさつをしていたら、お互いの健康、コロナの終息と皆さま平穏無事を願うお声ばかり。「健康でいられる事は本当に大切で幸せ」なのです。
最近、足腰が弱くなってきたと感じて、身体を健康にしようと頑張っているのに、あちこち調子が悪い…という方。辛い運動やウォーキング、無理な食事制限などしていませんか? それは何か、間違っているかもしれませんよ!?
足の筋力の衰えは、土台のバランスが崩れている証拠です。崩れた状態で頑張っても、身体を壊すだけ。身体が硬くて腰が曲がらず爪を切れない、踵がガサガサしている、大きなタコができて足が痛い…という方は、足の土台を整えるだけでも力が戻ってきます。
足の土台の整え方は、ご自分の足に合った靴を履く事です。足が痛いからといって、緩くて大きい靴や軽くて柔らかい靴を履くのはやめましょう。靴の中で足が前に滑らないような、甲に支えのある紐やベルトのデザインのもので、かかとにしっかりと芯が入った靴を選んで欲しいです。足にピッタリとフィットすれば重く感じません。
軽くてサイズが緩い靴は、「脱げないように、脱げないように」と足に力を入れて歩くため、タコができたり、疲れて睡眠中にふくらはぎがつったり、浮腫んでいつもしんどいという状態に。「座りっぱなしでテレビを見ない」「自炊する」「爪を切る」など、すぐできる事で身体の衰えを食い止めて行きましょう。
みんなで足の土台作りから一緒に始めましょう! 健康な足を目指して本年もよろしくお願いします。