腰痛にならない座り方
2カ月近く、在宅のお仕事をされている方、長時間のデスクワークで頭痛、目の疲れ、肩こり、腰痛、肌荒れなど、体の不調を感じていませんか?
坐骨神経痛なども、治そう!とマッサージ、ストレッチを頑張ったり、運動不足が原因と思う人が多いかもしれませんが、正しい姿勢で座れていないことも不調の原因の一つです。
不調の中でも辛い腰痛は、痛くなる前に腰に負担をかけないのが一番です!
オフィスと同じ条件の、デスクが家にあるとは限らず、キッチンやリビングでの作業になっているかもしれませんね。腰に負担のかかる原因は、作業している時の姿勢が重要です。もしかして、こんな椅子に座っていませんか?
●「腰に負担のかかる椅子」と「理想的な椅子」
1.車輪がついていて動いてしまう→4脚がしっかりしている椅子
2.深い腰かけ椅子でクッションがフカフカしている→小さい面積でも良い
3.デスクと高さが合っていない→椅子の高さは、膝が90度、手も90度
●腰に負担をかけない座り方
まず、椅子に座った状態で腕を床と並行まで上げた時、理想的な姿勢になります(自然に骨盤が立つ)。その状態で「骨盤を立てて」座り、背もたれにはもたれない。足裏は地面につけ、膝は90度に曲げた状態です。
●骨盤の立て方
骨盤が立っているかのチェック方法は、お尻の下に手のひらを敷いて、「坐骨」という骨盤の一番下の骨を探します。前後左右に揺れてみると、手に尖っているように触る骨です。その部分が椅子に当たる感じが、骨盤が立っている状態です。
長時間、座っていて、辛くなった時に、少し上半身を揺らしながら骨盤を立て直すと、腰への負担が軽減します。
●最後に、理想の立ち上がり方
足指まっすぐに、お尻を締めて立ち上がると足や腰に負担がかかりません。反対に「避けたい立ち上がり方」は内股になって立つこと。足腰に負担がかかります。
現在は、5月の31日までは在宅ワークを決定されている方が多いと思いますが、お互いに健康で安全な生活を送りましょう。
誰も教えてくれなかったフットケア 痛みのない足を目指して! No.52